「乗り換えを考えている」「中古車を買いたい」と考えている人の中には、それほど車の選び方を意識したことのない人も多いのではないでしょうか?
車は、生活になくてはならない一方で、買う機会はそれほど多くありません。よって、中古車を上手に買う方法がわからないという人もたくさんいるはずです。
中古車を買うときには、いくつか注意しなければならないポイントや、具体的な中古車の買い方をマスターすることが大切です。何となく、予算にあっていて納得できそうな車両を買うだけでは、後々後悔してしまう原因になることもあります。
そこで今回は、これから中古車を安く買いたいと考えている人に向けて、中古車購入の注意ポイントと具体的な購入方法を解説していきます。
この記事を読むことで、中古車を買う方法がすぐに分かるようになります。ぜひ参考にしてくださいね。
それがさ、そもそも中古車をどうやって買えば良いのか、その方法をよく知らなくて…
どうやったら納得の行く形で中古車を選べるんだろう?
中古車を安く買うためには…
- 中古車を安く買うための注意ポイントを知ること
- 中古車を買う一連の流れと方法を知ること
の2つがとても重要ですよ!
なるほど…
じゃあ、その2つについて教えてほしいな!
INDEX
中古車を安く買うときの注意ポイント!
中古車を実際に選ぶ前に、中古車を選ぶ際の基本となる注意ポイントを知っておきましょう!
素人目線も大切だけど、数年間使い続けるものだし、慎重に選びたいよね。
中古車を実際に買おうとしているあなた。具体的に「欲しい」と思える車をすでに決めている人も多いのではないでしょうか。
すでに乗りたい車が決まっている場合でも、そうでない場合でも、中古車を選ぶときの基本的な注意点を知っておくことで、後悔しない中古車を選ぶことができます。
1 大まかな予算を決めておく
中古車購入にあたっては、「大まかな予算を決めておくこと」がイチバン大切です。
「予算を決めるのは、実際に欲しい車が見つかってから」と考えている人も多いかと思いますが、それでは車を選ぶための時間がかかりすぎます。
たとえば、「100万円以内で中古車を乗り換えしたい」と考えているのであれば、100万円以下の中古車価格にしぼって車を探すことができますよね。その分、選ぶのにかかる時間も減らすことができます。
まずは、「ここまでは出せる」という大まかな予算上限を決めておくことが大切です。
2 相場より安い=どこかの状態が悪い
「あなたの欲しい車」を見つける方法には、様々なものがあります。
V.Pでも、軽自動車・セダンなど、種類ごとに「ランキングTOP30」形式で人気度の高いおすすめ中古車をご紹介しています。(検索窓から「ランキング」と入力すれば、種類ごとの車ランキングを見ることができます。)
中古車を買いたいと考えている人は、できるだけ安く希望の車に乗りたいと考えていることでしょう。
しかし、「マイナスポイントがまったくないのに相場が圧倒的に安い」という中古車はないことを覚えておくことが大切です。
相場より安いということには、必ず安い理由があります。走行距離が長かったり、前のオーナーが2人以上いたり、修復歴があったり…といった理由です。
しかし、新品同様の中古車であればその分価格が上がることも事実。自分が予算的に妥協するラインを決めておくと、安い車を探しやすいです。
たとえば、下記のように条件を決めておきつつ、欲しい車を選ぶと良いでしょう。
妥協できる基準を決めるポイント
- 走行距離は何万キロ以内か?
- 事故歴・修復歴はあっても良いか?
- 燃費性能はどのくらいか?
- カスタムされているか?
走行距離や事故歴・修復歴のほか、「燃費性能がどのくらいなのか?」によって乗り始めた後に浮くお金が変化します。また、純正パーツだけでキレイな状態を保っている中古車は価格が高めです。
このように、買った後にかかる費用も考えたうえで、予算を決めましょう。
3 長く乗るなら品質重視(結果安く済む)
安く買いたいと考えている人の中には、「元々長く乗り続ける予定はない」と考えている人も一定以上いるでしょう。
しかし、中古車を買うほとんどの人は、「新車は予算的に厳しいけど、できるだけ安定して長く乗り続けたい」と考えているのではないでしょうか。
車は、安い価格で買えるものもあるとはいえ、ほとんどがほかの買い物よりも高価です。そのため、「とにかく安くほしい」と思ってしまう気持ちも分かります。
しかし、長い間乗り続けたいと考えているのであれば、品質重視で乗り換えを検討したほうがよいでしょう。
車検費用や万が一の修理費用、トラブルの起きやすさなどを考えると、少し高めでも質の高い中古車を購入したほうが、長い目でみると「お得」なのです。
4 保証内容をしっかり把握する
品質の低い中古車は安く、品質が高く状態の良い中古車が高い。それは、どんな車種であっても同じです。しかし、保証内容をしっかり把握しておくことがトラブル回避のために重要です。
ただし、保証がしっかりついている中古車は、それだけ質が高いものであるということでもあります。
範囲(どんな故障であれば保証が受けられるのか?)と期間(どの日時まで保証してくれるのか?)を購入前に確認しましょう。
5 メーター不正・修復歴について必ず確認する
車選びの基準として、質の悪い車にみられる特徴をおさえておくことも大切です。車選びで「質が低い」とされる車の特徴は下記の通りです。
- メーター改ざんが行われている
- 事故歴があるのに修復歴がない
- 「乗り出し価格」という謳い文句で売られる車
- 口コミ・レビュー評価が低い業者が販売している車
特に、メーターと事故歴・修復歴については、信頼できる業者選びさえしっかり行っていれば問題ありません。
安さだけに気を向けてしまい、結果損することになる事例が後を絶ちません。この記事を読んだあなたは、安さだけに惑わされず、長く乗れる中古車を買うための準備をしておきましょうね。
6 必要書類の準備
中古車を購入する際には、「買取」ほどではないものの、用意しなければならない書類があります。車購入時に時間がかかってしまうことのひとつに、乗り始めるまでの準備があります。
「車がなければ通勤・通学ができない!」という人も多いと思いますので、乗り始めで焦ることのないよう、必要書類を準備しておきましょう。
車を買うときの必要書類一覧
- 実印
- 印鑑証明書
- 車庫証明書
- 自動車検査証
- 委任状
- 自賠責保険証
- 住民票(住所変更の場合 or 軽自動車の場合)
このうち、あなたが用意しなければいけないのは実印だけのケースがほとんどです。ただし、車庫証明書の取得は代行に頼まず、自分で取得することができます。
ご自身の駐車場(車庫)の最寄りの警察署で申請することができますので、自分で取得したい方は、下記の流れを参考にしましょう。
車庫証明書の取得方法の流れ
- 車庫のある場所の管轄警察署で車庫証明の申請書類一式を受け取る。
- 書類一式に必要項目を記入。(車庫の自分所有か車庫を借りているかで各内容が違う点に注意)
- 警察署で申請作業(3日〜7日程度かかる、手数料:2,000円程度)
- 後日、警察署で車庫証明書と関連書類一式を受け取る。(交付手数料:500円)
中古車業者に代行して貰う場合よりもお金が浮きますので、お時間に余裕がある人はご自身で発行作業をおこなうのも節約のポイントです。
中古車を安く買うための一連の流れ・方法
注意点の次に、実際に中古車を買う方法を学んでいきましょう。
結論からいうと、「非公開車両」から車を探すのがおすすめですよ!
なるほど、高い質が担保されている業者で購入するのがイチバンいいのか!
ここでは、注意点を知った方が実際に中古車を購入する方法をご紹介していきます。
安く買うためには、ただ価格の安い車を選ぶだけではなく、中古車ディーラーとの付き合い方や、今使っている車の買取などにも注意することが大切です。
1 買取と同時に中古車の買い替えをする
「中古車を新しく買いたい」と考えている人の中には、「今乗っている車の売り方」を気にしている方も多いのではないでしょうか。
特に、車しか移動手段がない地域に住んでいる方は、一日でも車のない生活は考えられないという場合も多いでしょう。そこでおすすめなのが、買取と同時に中古車の買い替えをおこなう方法です。
正確に言えば、買取査定で次の車を買う予算の足しにしつつ、新しい車を探し始めること。
買取業者に査定(いくらで売れるのか?)に確認を取りながら、買い替えをする車を選ぶのがイチバン良い方法です。
買取の方法は、下記記事でご紹介しています。
おすすめ記事:車を売るときの方法・注意点まとめ!失敗しない買取知識を解説
2 中古車ディーラーとの付き合いで買わない
これまで近隣の中古車ディーラーと長い付き合いの関係にある人も多いのではないでしょうか。車に関して気軽に質問できる業者や、故障したときの修理依頼をすぐにお願いできるディーラーは大切です。
しかし一方で、「次もそこで買わなきゃ」という心理が働くのも事実。
新しく車を検討するときに、ネットや他の店で探さずいつも利用しているディーラーにお願いすることもあるのではないでしょうか。
しかし、その方法では本当に質が高く、安い車を変える保証はありません。
たとえば、大手中古車業者である「ガリバー」では、公開している中古車情報が30%、非公開車両が70%とされています。
出典:ガリバーの非公開情報とは
「地域で営む業者が安い理由」はそれほど信ぴょう性があるわけではなく、逆に多くの買取・販売の実績がある業者の中古車を簡単に探せる世の中になっているといえます。
3 車の価値・相場を確認する
「この車が欲しい」と感じてすぐ購入を決断する人はあまり多くないでしょう。しかし、買いたいと思う車の相場を知っているだけでも、買うときの判断は大きく異なってきます。
たとえば、燃費性能は高いがデザインがそこそこの車と、燃費性能は妥協するレベルだがデザインが魅力的な車を選び際には、最終的に「どのくらいお得感があるか?」という点にあります。
コストパフォーマンス重視で考えるなら、中古車市場での平均販売価格を知った上で、「こっちのほうがお得だな」と考えることができますよね。
もちろん、高い方を選んでも良いわけですが、その決定打が価格にあることは確かでしょう。
車の価値を調べるには多くの方法がありますが、V.Pでも中古車販売価格の平均をご紹介しています。
検索窓から「車の名前+買う」で検索すると、ランキングを見ることができます。
4 ネットで非公開車両を探す
ネットで非公開車両を探すことが、最も良質で安い車を探す方法です。
まず、世の中に出回っていない中古車情報を知ることができる点が最大の特徴です。
また、自分で探す手間がかからないことも、忙しい人や車選びに時間をかけられない方にとって大きなメリットになるのではないでしょうか。
下記では、非公開車両を探せるサービスをご紹介しています。
「ズバット車販売」|非公開車両から良質な中古車を検索できる!
ズバット車販売の特徴
メーカー、予算等の条件を指定し名前とTEL、メールアドレスを入力するだけで大量の在庫から中古車を検索できる大手企業「ガリバー」のサービス。
ひとつひとつの店舗で探す手間をかけることなく、登録するだけで希望の車の情報をキャッチすることができるため、お得に中古車を探し購入したい方におすすめのサービスです。
保証期間や中古車の状態にも信頼感があります。
登録後の流れ
- 欲しい車の情報を入力(1分程度で完了)
- ガリバーから電話が来るので、詳しく欲しい車や予算を伝える
- 希望にあった中古車を紹介してもらう
- 納得したら契約し、近隣のガリバーへ受け取りに行く
「まだ欲しい車を決めていない」という方は、中古車ランキング記事を参考にすることをおすすめします。
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おわりに|中古車購入に失敗しないための前提知識が大切
中古車を買うときのポイントをしっかりおさえたうえで、妥協せず中古車を選ぶことが大切ですよ♪
そうだね、ありがとう!
まずは、ランキングから車を探してみようかな。
車の種類ごとのランキングをみれば、お探しの車もすぐ見つかりますよ♪
そうだね!
(この店どうやって儲かってるんだ??)
今回は、中古車を安く買いたいと考えている人に向けて、中古車購入の注意ポイントや、具体的な中古車の買い方と流れをご紹介しました。
この記事を参考にすることで、前よりも車を買うときの流れがつかめたのではないでしょうか?
車を買うときには、「安さ」だけにとらわれず、質が高く補償内容もしっかりしている車を選ぶことが大切です。長く乗り続けられる中古車を見つけるために、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてくださいね。
いらっしゃいませ!
どんなお車をお探しですか??