30歳過ぎからMTスポーツカーに乗るなら必ず見ておきたい注意点

30歳過ぎからMTスポーツカーに乗るなら必ず見ておきたい注意点
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これまでは軽自動車など経済的な車に乗り、通学・通勤に使って来た方の中には、30歳を手前にして趣味でMTスポーツカーを購入しようとしている方もいるのではないかと思います。

「乗るならMTで、馬力が最低でもこのくらいで…」とイメージを膨らますことも車を買う上での大きな醍醐味ですが、一方で購入前に注意しておくべきことがあります。

また、「スポーツカー購入を気にAT限定解除をした、もしくはしようとしている方」や「これまで長らくATに乗ってきた方」は、購入前にリスクや公開しないための知識を知っておくべきです。

MTスポーツカーを購入する前の注意ポイント

MTスポーツカーにこれから乗る予定・検討している方は、下記の注意点を把握したうえで実際の購入計画を進めていきましょう。

「車の乗り方」「選び方」「維持費用」などなど、車を楽しむには少々長く感じられる各種手続きや考えるべきポイントがありますが、必ず下記の点を参考にしてください。

MTスポーツカーを満を持して買ったものの、後悔する結果になってしまった…というケースが跡を絶ちません。そのような結末にならないようにしたいものです。

なお、各注意ポイントではそれぞれ参考記事を掲載していますので、ブックマーク推奨です。

 

1 AT限定解除など免許更新した場合の注意点

これからMTスポーツカーを購入しようとしている方の中には、これまで普段遣いの車以外を運転したことがなかったり、AT限定免許の方であったり…という方も多いはずです。

特にAT車に長く乗ってきた方は、下記の点に注意しておきましょう。

  • クラッチ操作に慣れておく:MTの軽自動車に乗るなどして練習しておく
  • エンストを過度に怖がらずに運転する
  • ヒルアシスト(MTで難しい坂道発進をサポートする装置)がついている車に乗る
  • クラッチの消耗に過度に敏感にならないこと

AT車とは異なる操作が多く増えます。運転に関して苦手意識を持っている方は少ないかも知れませんが、これまでAT歴が長かった人は、自分を初心者だと思って乗るほうが安全です。

 

2 事故車かどうかを入念にチェック

スポーツカーを購入する際に注意すべきなのは、「事故車かどうか?」というポイントになります。

スポーツカーの場合、そもそも概観が美しいものが多いために修復され見えなくなっている部分を見落としがちです。一般の中古車カタログ表示では、事故車かどうかは明記されます。

一方、個人売買や評判の良くない店舗で価格の安さにつられて購入してしまうのは避けるべきです。たとえ数ヶ月購入が先延ばしになってもよいので、相場と照らし合わせて正しい価格の車両を選びます。

また、心配な方は必ず販売店に確認を取ります。

「事故車であっても安ければ良い」という考えは、車においては絶対にNGです。

中古車を買うときの方法・注意点まとめ!失敗しないクルマ選びを解説

 

3 エンジン・サスペンション・ドライブシャフト・ステアリングの状態をチェック

スポーツカーに限った話ではありませんが、「エンジン」「サスペンション」「ドライブシャフト」「ステアリング」といった、車の走行で高い負荷のかかる部位については状態をチェックします。

たとえば、サーキット走行をしたことのある車両は中古車市場に数多く出回ります。可能な限り、サーキット走行を経験している車両は避けましょう。

サーキット内でクラッシュした経験がある車両や、高スピードによる走行が原因で、エンジンやサスペンションの劣化が早くなっているものがあります。

また、タイヤとエンジンをつなぐドライブシャフトも経年劣化が進みます。下から覗き、シャフト周りが破れている場合は購入を見送るか、交換が必須です。

最後にステアリングです。ステアリングが故障していると「まっすぐ進まない」「ハンドルが異様に重い」といった症状が発生します。

以上の点については、販売店に事前に確認するとともに、可能であれば試乗するなどの対策を取りましょう。また、試乗をすることで異常があった場合、その店舗での購入は控えるべきです。

 

4 改造(カスタム)の内容をチェック

中古車のスポーツカーの場合は、改造(カスタム)が施されている状態で中古車市場に出回っているものが多数あります。

特定の車種に詳しい方を除くと、カスタムと一見わかりにくい部分があるかもしれません。特にエンジンの改造は見た目からは知ることができません。

改造されている部分に故障が発生する場合は保証が効かない可能性があります。また、改造部分をもとに戻す、他の部品に交換する場合の費用も事前に調べましょう。

 

5 経年劣化による故障・異音は発生していないかをチェック

スポーツカーは経年劣化以外にも、サーキット走行などの高負荷運転を頻繁にしていたことで故障寸前であるケースが多いです。内部はぼろぼろなのに概観はきれいなまま…というパターンもあります。

そのため、事故車でないことがはっきり分かっていたとしても、異音・異臭・振動の大きさなどを実際にエンジンを始動してチェックするべきです。

 

6 走行距離と車両価格のバランスをチェック

中古車価格は年式・走行距離が増加していくに連れて大きく変わっていきます。許容できる走行距離を事前に決めておくほうが良いです。

スポーツカーは軽自動車などと比較すると中古車として出回るまでの走行距離が多いです。5万キロ以内の車両を見つけることもなかなか難しい場合があります。

車種によって大きく異なりますが、おおよその目安として「7万〜8万キロ以内」「年式10年以下」を目処に探すと良いでしょう。

 

7 任意保険料などの維持費用をチェック

車の状態をチェックし、それがあなたの予算と合うのであれば購入を決めます。しかし、その前にじっくり学んでおいたほうがよいのが、任意保険料などの維持費用になります。

軽自動車からの乗り換えなどを検討している方の場合、きっとスポーツカーの任意保険料との差には驚くと思います。

たとえば、セダンタイプの車両の保険料が年間8万円の保険では、10万円を超えることもざらにあります。

また、税金や駐車場代・ガソリン代や想定される部品代なども年間で計算しておきましょう。

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今回は、MTスポーツカーをこれから買おうとしている方に向けた注意点をご紹介してきました。

MTスポーツカーを憧れとしている方は多いと思いますが、購入前の勢いに任せず、冷静な判断ができるように注意点を必ず押さえておきましょう。

スポーツカーに詳しい人に買い方や選び方を聴くのも一つの方法ですが、MTスポーツカーに慣れている人の意見はときとして初心者にとって情報が不足している場合がありますので注意です。(特に運転の仕方など)

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