ドライブ・車の運転は楽しいものですが、気を抜いていたり、油断していたりすると、取り返しのつかないことになってしまうこともあります。自分や他人の人命が危機にさらされる交通事故は、絶対に避けなければいけないことです。
今回は、そんな交通事故に関して情報をまとめています。交通事故の発生件数や交通事故の具体例を交えながら、読者の方と一緒に「事故の危険」を学んでいきます。この記事を読むことで、あなたの日常に潜む危険を少しでも減らすことができれば幸いです。
INDEX
交通事故の発生件数
公益財団法人「交通事故総合分析センター」の平成28年中の交通事故発生件数によると、交通事故の発生件数は平成28年(2016年)で49万9201件という数が報告されています。また、うち死亡事故件数を見てみると、3790件となっています。
「人生で交通事故に合う確率」は、2人に1人と言われている車社会である日本。日常的に車を運転する方にとっては、決して他人事ではない「危険」が身近にあるといえるではないでしょうか?
また、交通事故のうち、死亡事故が3790件。つまり、0.7%の確率で死亡してしまう確率の高さです。私達ドライバーは、交通事故の発生件数や事例を学んで、それを自分の運転に活かすという謙虚さが求められています。
悲惨な交通事故、どうやって回避する?
悲惨、凄惨な交通事故は、日夜ニュースや報道で知ることができます。しかし、どこか他人事と感じてしまいます。それもそのはず、事故のような危険は、実際に起きることで初めて実感することができることなのです。
では、私たちは交通事故を避けることはできないのでしょうか? そんなことはありません。幾つかの項目ごとに、交通事故を避けるために日常的に注意するための方法をご紹介します。
1 ヒヤリハットの法則を知る
「ヒヤリハットの法則」とは、重大な事故を引き起こす原因を統計的に表した法則のこと。正式名称を「ハインリッヒの法則」といいます。
ヒヤリハットの法則によれば、1件の重大な事故は29件の軽微な事故・災害が引き起こすものとされています。さらに、29件の軽微な事故・災害は、300件の「ヒヤリ」とした経験や、「ハッとなる」体験が積み重なったものなのです。
この法則を知るだけでは意味がありませんが、あなたが日常の中で「ヒヤリ」とした経験を思い出し、その経験を繰り返さないように注意していくことで先々の重大な事故を回避することに繋がるのです。
2 「かもしれない運転」を心がける
「かも知れない運転」とは、たとえば人通りの少ない交差点で、「死角から子どもが飛び出してくるかもしれない」と心がけ運転することを指します。事前に最悪の状況を予測し、その予測に沿って運転することで、危険を回避することができます。「だろう運転」とも呼ばれますね。
この「かもしれない運転」は、運転技術が向上してくるにつれてどうしてもうやむやになってしまう最たるものではないでしょうか。経験によって、この道路はこの時間誰も居ないはずだ、と勝手に理解してしまっていないでしょうか。
もし少しでもそういったことをしてしまっているのであれば、それは気づかないヒヤリハットなのかもしれません。事故を防ぐためには、今一度初心に帰ることも必要だといえます。
3 点検・チェックを怠らない
車の運転が日常的になってくると、どうしても運転前の点検やチェックを疎かにしがちです。そして、その点検やチェックの不備が、事故に繋がる可能性も大いにあります。
ここで改めて、日常的な点検項目をご紹介していますので、ぜひチェックリストとして活用してください。
(1)エンジンルームの点検
ウィンドウォッシャー液の量 |
ブレーキオイルの量・色 |
バッテリー液の量 |
冷却水の量 |
エンジンオイルの量・色 |
(2)車の周囲の確認・ウィンドウォッシャー液量
タイヤの空気圧 |
タイヤの摩耗・裂傷・亀裂 |
タイヤの溝の深さ(1.6mmでスリップサイン) |
ランプ類の点灯・点滅、汚れ |
(3)運転席のチェック
エンジンの始動・異音 |
アクセルペダルを踏み、加速・減速 |
ブレーキペダルの踏みしろ(床板とペダルの間) |
パーキングブレーキレバー(引きしろが多いと危険) |
ウィンドウォッシャー液の噴射状態 |
ワイパーの動き・拭き取り方 |
4 アンガーマネジメントを常日頃から意識する
「アンガーマネジメント」とは、「怒りの管理」を行う手法のことです。カッとなってしまったり、イライラしてしまったりするときに、自分自身で精神を落ち着ける管理をすることができれば、運転中の混乱を避けることができます。
怒りやイライラは、人の精神を高ぶらせることで冷静な判断の邪魔になります。アンガーマネジメントには様々な方法がありますが、運転中に実践できる方法をご紹介します。
(1)大きく呼吸をする
イライラしてしまったら、4秒間息を吸います。次に同じく4秒間息を吐き続けます。頭に血が上り緊張状態である頭を落ち着け、体の緊張感をほぐすことができます。
(2)怒りに点数をつけてみる
これはちょっとしたノウハウですが、「今なんで怒っているんだっけ?」と考えてみると、意外とどうしようもないことでイライラしていた自分に気がつくことができます。そのためには、自分の怒り度数に点数をつけてみるといった工夫が活用できます。
(3)気分転換できるものを用意する
イライラしてきたときに聴く音楽を決めておくと、怒りを沈める方法が習慣化し、運転中のストレスを軽減することができます。ただし、あまり音楽に気を取られすぎるのは危険です。できれば落ち着いたBGMが良いでしょう。
ヒヤリハットの参考にできる交通事故動画集
では、交通事故を回避するために日常的に注意すべきことを知った上で、「ヒヤリハット」として参考になる交通事故の動画を見ていきましょう。実際の事例として参考になります。
ショッキングな映像が含まれているため、苦手な方はご遠慮ください。
(1)ヒヤリハット 信号無視
(2)ヒヤリハット 雪道
(3)ヒヤリハット 子どもの飛び出し
(4)ヒヤリハット 自転車の飛び出し
(5)ヒヤリハット スピードの出しすぎ
交通事故を回避する方法は「日常的な注意」
今回は、交通事故の発生件数と、交通事故を未然に防ぐための方法、そしてヒヤリハットの参考になる動画を注意項目に分けてご紹介しました。
交通事故を回避するためには、今回ご紹介したように「日常的な注意」が必要不可欠。あなたのカーライフが突然悲しい結果を迎えることがないように、ぜひ注意してくださいね。
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