ABS(エービーエス)の意味とは?知っておきたい車用語を解説!

ABS(エービーエス)の意味とは?知っておきたい車用語を解説!
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「ABSってなんだろう?」という方向けに、今回の記事では車の安全性能・装備のひとつである「ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)」とはどういうものなのかについて解説しています。

アンチロック・ブレーキ・システムとは、タイヤのロックを未然に防止することで、ブレーキ時の車の安定性や、ブレーキのグリップ力を最大限にするブレーキアシストの一種です。

安全性能の高さが車に求められる時代では、かなり求められている機能のひとつであるといえます。今現在、「室の高い車を買いたい」「安全な車の選び方を知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

スタッフくん

お客様、どのようなご用件でしょうか??

お父さん

小さな子どももいるから、安全で新しい車に買い換えようと思うんだけど…

安全性能の「ABS」って、どういう仕組みなの??

スタッフくん

ABSは、タイヤのロックを未然に防止する安全機能のひとつなんです!

詳しくご説明させていただきますね☆

 

ABSとは?|意味・機能の内容を知ろう

ABSとは?|意味・機能の内容を知ろう
スタッフくん

ここでは、車の安全機能のひとつである「ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)」について、その意味や仕組み、使い方を解説していきます!

 

ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)とは何か

ABSは「アンチロック・ブレーキ・システム」の頭文字を取った略称です。車の安全装置のひとつで、近年の車種にはメーカーを問わず搭載が義務付けられています。

アンチロック・ブレーキ・システム(Antilock Brake System、略称:ABS)とは、急ブレーキあるいは低摩擦路でのブレーキ操作において、車輪のロックによる滑走発生を低減する装置である。アンチロック・ブレーキング・システムとも呼ばれる。

引用:アンチロック・ブレーキ・システム – Wikipedia

車を運転していると、前方の障害物や先行車に応じて急ブレーキをかけざるを得ない状況になります。

その際、ABSが搭載されていない車だと、タイヤがロックすることで、回転が止まってしまい、車の制御ができなくなってしまう課題がありました。

その課題を解決する安全装置として、ABSは誕生しました。

タイヤのロックを防ぎ、車両が制御不能になるのを防ぐことや、ハンドリングによって回避する動きを高める役割を果たします。

また、近年搭載されている車も増えた「ブレーキアシスト」も、ABSと連動するカタチで安全性能を高めていることが多いです。

出典:ABSが効いて止まる瞬間。 – YouTube

 

ABSが開発されたキッカケ

ABS自体の開発は、もともと飛行機専用に開発されたシステムでした。着陸時のブレーキによってタイヤがロックし、飛行機の事故の危険性が高まるのを回避するために、設計されました。

現在は、そのもともとの技術を応用し軽量化・精度向上が図られたことにより、各メーカーの自動車・軽自動車に、ほとんど当然のように搭載されることになっています。

 

ABSの仕組み・使い方・メリット

1 タイヤのロックを回避するシステム

ABSは、急ブレーキでタイヤがロックすると同時に、ドライバーがブレーキペダルを踏んだ状態でも、自動で「解除⇒作動」を繰り返していく仕組みになっています。

そうすることで、ロックをドライバーの動きにあえて合わせず回避し、タイヤのグリップ力を元に戻すことができるようになります。

グリップが効くようになるということは、つまりブレーキをかけてハンドルを切ったときに、障害物などを避けるための動きがしやすくなるということでもあります。また、スピンする心配が減ります。

2 ABSは凍結路面で力を発揮するシステムである

凍結路面や悪路走行時のABS作動は、車の制御力を高めてくれるシステムとして非常に重要です。

たとえば、アイスバーンを走行しているとき、ブレーキをかけるとタイヤがロックしたまま横滑りした経験がある方もいるのではないでしょうか?

ABSでは、砂利道、未舗装路、雪道などでタイヤロックを防ぐことができるので、その分ブレーキを使いやすくなります。

ABS未搭載車では、ブレーキを賭けようにもかけすぎることに不安を感じたり、上手に生業することができなったりする可能性があります。

3 タイヤ回転数とスピードに合わせて検知して作動する

ABSは、ブレーキをかけたときだけ起動する性質のものではありません。走行中は常時、車の走行速度やタイヤ回転数を検知しています。

タイヤの回転数がゼロになることは、走行中である限りあり得ませんよね。そのため、ABSでは走行中の回転数がゼロになる前に、ブレーキを緩める動作を自動で行ってくれます。

ABSは、「ポンピングブレーキ」といって、ブレーキを小刻みに踏むことを指すことと原理が似ています。自動車教習所でブレーキのかけ方を習ったことを覚えている人も多いと思います。

ドライバーの方ならおわかりいただけると思いますが、走行中、しかも非常時にポンピングブレーキができるのはかなり高い運転技術を持っている方でないと難しいです。

運転に自信がある方であっても、ABSがついているかどうかは慎重にチェックしておくべきです。

 

ABSの搭載車種に乗るときの注意点

ABSの搭載車種は、後ほど解説するように国でも義務化されたことによってかなり増えてきています。

そのため、あなたが買い替えする中古車・新車によっては、ABSを搭載されている車に初めて乗る…というケースがあり得ます。

ABSの搭載車種に乗るときには、下記の注意点があります。必ずおさえておきましょう。

1 路面状況によっては作動が緩やかになることもある

路面状況によっては、制動距離が緩やかになることがあります。自動でポンピングブレーキをかけてくれる仕組み自体が緩やかになるわけではありません。

たとえば、砂利道や雪道、凍結路面でABSが作動しても、ブレーキをかけてから停止するまでの距離が短くなるわけではない点に注意します。

あくまでも、ロックを防止し、車がきちんと制御できるようにするためのシステムです。

そのため、ABSが付いているからといって、悪路も舗装道路並の感覚で止まるわけではないことをおさえておきましょう。

2 ABS作動には条件がある

ABSには作動条件があるので、ブレーキをかけているときに、余分なぶれーきのかけ方をしないように注意しましょう。

ABSは、ドライバーがブレーキペダルをしっかり踏むことを前提に作動するので、ポンピングブレーキをする必要はありません。

ABSはそもそも、仕組みとしてポンピングブレーキを自動で行う仕組みになっています。ドライバー側が再度二重にポンピングブレーキをかける必要はありません。

また、ABS作動時には、ブレーキペダルに通常とは異なる震え(「ブルブル」という振動)を感じます。これは故障ではなく、ABSが作動していることを表しています。

3 ABS警告ランプの意味と対処法

ABS搭載車には、「ABS警告ランプ」が搭載されており、ABSに何らかの異常が発生したときには、この警告ランプが点灯する仕組みになっています。

そのため、警告ランプが点灯しているときには、ほとんどの場合ABS自体のシステムが作動していないことを前提に乗ることが大切です。

また、ABS警告ランプが点灯していても車自体には乗り続けることができますが、走行前にブレーキのかかり具合に異常がないかどうかをブレーキペダルを踏みチェックします。

問題なくブレーキ自体が作動するようであれば問題ないですが、ABSが作動していない状態になれないまま走行すると事故の原因になるので、最寄りの自動車販売店や修理業者に点検してもらうことをおすすめします。

また、バッテリーの不調とも関係があるので、修理業者に依頼する場合には、バッテリーの不具合についても同時に見てもらうようにしましょう。

修理業者は下記から探すことができます。

 

ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)は義務化されている

 ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)は義務化されている
スタッフくん

ABSを含むブレーキアシストは、「標準装備化」が国土交通省から義務付けられるようになりました。

今後発売される車にも、当たり前に搭載されるようになるので、乗り慣れておくと良いかもしれませんね☆

 

ブレーキアシストは標準装備化が義務になっている

車両の安全性向上のため、専ら乗用の用に供する自動車に対して、現在任意装着となっている横滑り防止装置(ESC)及びブレーキアシストシステム(BAS)を備え付けることを、新型生産車については平成24年10月1月(軽自動車にあっては平成26年10月1日)から、継続生産車については平成26年10月1日(軽自動車にあっては平成30年2月24日)から義務化することとします。

参考:「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」等の一部改正について~横滑り防止装置及びブレーキアシストシステムの義務化~ – 国土交通省

国土交通省より、平成24年10月1日(軽自動車は平成26年10月1日)から、継続生産者は平成26年10月1日(軽自動車は平成30年2月24日)からブレーキアシストが義務化されることが発表されています。

そのため、横滑り防止装置、ブレーキアシストシステムは今後販売される車には必ず搭載され、中古車市場でも安全機能付きの中古車が多く出回るようになりました。

車の年式に注意さえすれば、中古車でも安全性能がしっかりついている車を選ぶことができる時代です。「安全な車が欲しいけど、新車を買う予算はないな…」という方は、中古車を検討することも考えてみるべきです。

 

ABSの関連・進化技術も開発されている

ABSには関連する技術や進化した技術もどんどん開発されています。安全性能に注意して車を買うときには、カタログなどを参考にどんな機能がついているかをチェックしますよね。

その際に、どんな機能が欲しいのかをハッキリさせておけば、今後買いたいと思える車を探すときに、より選びやすくなるのではないでしょうか?

下記では、ABSの関連技術について解説していきます。

EBD:Electronic Brake force Distribution(電子制御ブレーキシステム)

登場者数、積載荷物荷重をセンサーで検知することで、ABSによる制御安定性を更に高めるシステムが、EBDと呼ばれるシステムになります。

急ブレーキによるタイヤロックを防ぐABSと同時に作動し、登場者数・荷物の重さを計算に入れたブレーキを自動で行ってくれるため、さらにブレーキ時の安定性能が増加します。

TCS:Traction Control System/ASR:Anti-Slip Regulation

発進時や加速時のタイヤの空転を防止するシステムが、TCS/ASRです。メーカーによって細かな名称は異なるため、注意が必要です。

道路路面とタイヤの摩擦が少ない状態で、発進・加速を行うと、タイヤにパワーがかかりタイヤが空転します。スリップ事故の原因になりますし、燃費性能も落ちてしまう課題があるのです。

その課題を解決するのが、TCS・ASRで、速度のタイヤ回転速度から計算して空転を検知することで、自動的に空転を防止する機能になります。

とも呼ばれます。車の発進や加速時に起きやすいタイヤの空転を防止する機能のことです。自動車メーカーによっていろいろな呼称を使っていますが機能はほぼ同じです。

ABS、EBDのような横滑り防止システムではありませんが、安全性能を高めるシステムのひとつとして有名です。

また、オンオフの切り替えができるので、砂地やぬかるみから出るときにスイッチをオフにして脱出することができます。

ESC:Electronic Stability Control(横滑り防止システム)

路面の変化やハンドル操作によって発生する車の横滑りを事前に防止するシステムが、ESCと呼ばれるシステムになります。

このシステムは、前輪・後輪の横滑りを検知して、ブレーキやエンジンの出力を自動で制御してくれる機能を持っています。

国土交通省より義務化されたサポート・システムのひとつとして名前が挙げられているため、今後名にすることも増えてくるでしょう。

ここまで、ABSの機能やその関連技術に就いて解説してきました。

中古車を購入する場合でも新車を購入する場合でも、安全性能は欠かせない要素ですよね。

また、万が一まったく気にしていなかった…という人は、安全面の観点から検討する車を選ぶことが大切です。

ただ、新車だけではなく中古車でも安全性能が充実した車を買うことは可能です。

また、状態の良い中古車を探すことができれば、予算に合わせて安全な車を購入することができますよね。

下記では、そんな質の高い中古車を購入するためのコツを解説しています。

今現在、車の買い替えを検討している方は、ぜひ次の「中古車を安く買うには?」を参考にしてください。

 

中古車を安く買うには?|中古車購入の注意点とコツ

トヨタプリウスの中古車を安く買うには?|中古車購入の注意点とコツ

引用:http://toyota.jp/prius/

スタッフくん

質の良い中古車を安く買うときには、いくつか注意点があります!

中古車を買うなら、必ず知っておいてくださいね♪

1 いつものディーラーや近所の販売店で何となく買わない

車の買い方にこれまであまりこだわっていなかった方も多いはずです。

それが悪いわけでは決してなく、近所にお世話にならせてくれる業者さんがいるのはとても良いことです。

しかし一方で、玉数は(台数)は多いけど質やカスタム内容に違いがあるような車種を購入する場合には、「本当に得する車両」を探すのにひと手間かけるほうが絶対良いです。

なぜなら、ディーラーや近所の買取店に欲しい車の在庫があったとしても、それが中古車市場全体から見て「安いかどうか?」は分からないからです。

どんな方法でも構いませんが、一度平均相場をネットで確認してみるなどをおすすめします。

グレードや年式により安く購入できることもあります。

しかし、極端に平均価格が安いなどはどこかが故障している可能性が高いので、価格と安心性(質)は別物と考え、両方をしっかり満たす車両を見つけることが大切です。

 

2 安く変える時期のタイミングを知る

中古車を安く変える時期にはある共通点があります。

その時期とは「決算期」に当たる時期です。決算期は年度(例:2018年4月初め〜2019年3月末)に2回あります。ひとつは「半期決算の9月」もうひとつは「年度末決算の3月」の時期。

車選びから納車までにはおおよそ1ヶ月程度かかるので、1ヶ月前に買い換えることがイチバン効果的です。

ただし、例外もあります。地域のニーズや購入する店舗の在庫などで大きく価格が変動する場合があります。

そのため、相場と比較して安いのであれば、そのときになるべく早く販売店に連絡すべきです。

車に限らず、最初高額な値段のものは価格が大幅に下がりますが、すでに安い価格のものは価格が下がっても少しだけです。

その差で良い中古車を誰かに買われてしまうのであれば、時期を無視してでも早めに購入することをおすすめします。

「買う意思がある/予定でいる」と販売店に事前に連絡しておき、仮押さえをしてもらう方法もあるでしょう。

 

3 今の愛車を高く買取査定する

中古車を安く買いたいのであれば、安い時期や購入する店舗選びだけではなく、「今の車をどれだけ高く売れるのか?」ということも大切ですよね。

実際、すでにディーラーに下取りに出す予定である人がいるかもしれませんし、廃車にしてしまう予定の人もいるかもしれませんが、そのままでは愛車を手放すときに損をしてしまうかもしれません。

愛車を高く売る方法は「今の車を高く買ってくれる業者を近所から探す」こと。

また、売るにあたって必要な書類や手続についても、ざっくりおさえておく必要があります。

プリウスを買う前に今の車を高く売りたい方は、下記記事を参考にして、愛車を高く売るコツをぜひ学んでみてください。

おすすめ記事:車を売るときの方法・注意点まとめ!失敗しない買取知識を解説

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2017.12.28

 

4 非公開車両を検索する

中古車を安く買うにあたっては、様々な方法があります。

ここではすべてをご紹介できるわけではないものの、イチバンメリットのある方法は「非公開車両」から中古車を検索すること。

非公開車両とは、皆さんがいつも見ているWebカタログや雑誌に掲載されていない中古車のことで、大手販売業者が抱えている在庫のことです。

中古車を買うときには、「本当は事故車だから安いのでは?」「買ってすぐにトラブルが起きても保証してくれないのでは?」「素人だと思って騙されているのでは?」と色々なことが心配になります。

非公開車両から中古車を探せば、「在庫の有無」「価格」 など詳しい情報とともに車を紹介してもらうことができます。

非公開車両の使い方や、車購入時の注意点は下記記事で解説しているので、本格的にプリウスを購入したい方はぜひ参考にしてください。

「非公開車両検索サービス」は、下記記事の後半で詳しく解説しています。

おすすめ記事:中古車を買うときの方法・注意点まとめ!失敗しないクルマ選びを解説

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まとめ|安全性能が充実している中古車を買おう!

 まとめ|安全性能が充実している中古車を買おう!
スタッフくん

中古車選びは感覚ではなく、安全性能をしっかりおさえた上で購入することが大切ですよ♪

お父さん

うん、わかった!

子どものためにも、安全に気をつけつつ車を選ばないとね!

スタッフくん

もし中古車の買い方に不安がありましたら、「中古車を買う方法」も参考にしてくださいね☆

今回は、車の安全性能・装備のひとつである「ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)」とはどういうものなのかについて解説してきました。

ABSを含む安全性能を持つ車は、中古車市場でも増えてきています。安全な車を買うには新車を買うしかないか…と思い込んでしまう前に、中古車を含めて安全な車を検討することが大切です。

今回の記事を参考に、買い換える車を広い視点で探してみてくださいね。

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