トヨタの純正カーナビには、「T-Connect」による音声認識など様々な機能がついています。高額なものが多いですが、対応車種なら利便性が高く、保証期間・内容も充実しています。
しかし「どんな機能があるのか？」を知らなければ、検討することもできないですよね。
そこで今回は、純正カーナビを使うことのメリット・デメリットを解説しながら、トヨタ純正カーナビの特徴や対応車種一覧、市販品カーナビのランキングをご紹介しています。
今回の記事を参考にしていただき、ぜひご自分にあったカーナビを選んでみてくださいね。
今の車にカーナビがついていないから、つけようと思うんだけど…
トヨタの純正カーナビを付けるかどうか迷ってるんだよね。
では、純正カーナビを利用するメリット・デメリットを見ていきましょう☆
INDEX
純正カーナビとは？｜選ぶメリット・デメリット
純正カーナビは、自動車メーカーが販売するカーナビなので市販品より高額です！
しかし、保証内容が充実していたり、メーカー独自の機能が便利なんですよ♪
純正カーナビとは？
純正カーナビとは、トヨタ自動車などの自動車メーカーが販売しているメーカー品のカーナビのことです。自動車メーカー以外の市販カーナビと区別されるために「純正カーナビ」と呼ばれています。
純正カーナビには2種類あります。
１ メーカーオプション（MOP）
車種に合わせて製造・設計されているカーナビゲーションシステムのことをメーカーオプション（MOP）と言います。メーカーオプションカーナビは車の製造工程で取り付けられるため、後から取り外すことができないものになります。
この記事を読んでいる方は、このMOPがない車種か、もしくはディーラーオプションのカーナビを着けていた車だと思います。
メーカーオプションのカーナビは製造工程で取り付けられているため、後からほかのメーカーや機種のカーナビと交換することができませんが、その分車自体の機能と連動するものが多く便利なものが多いです。
だいたい9万円以上のカーナビが多いですが、新車で購入する場合には性能を確かめたうえで付けるかどうかを選択しましょう。
２ ディーラーオプション（DOP）
ディーラーオプションは、車販売店であるディーラーで車を購入するときに車に取り付けるカーナビのことを指します。自動車メーカーが販売している点ではMOPと同じです。
しかし、後から取付け・取外しが可能な点や、メーカーオプションよりも選択肢が幅広いことから、こちらを選ぶ人も多くいます。
純正カーナビのメリット
純正カーナビを利用するメリットは下記の通りです。
- 車種ごとに取り付けられるナビが決まっているため、車の内装にマッチする
- 自動車メーカーが提供する通信機能がある（例：トヨタのT-Connect）
- 新車やオプション付き中古車では最初から起動し使うことができる
- 車種ごとに専用の操作をすることができる
- 保証期間が長い
- 簡単に取り外しができない／他の車に取付けができないため盗難の可能性が低い
また、カーナビに深くこだわることがない人であれば、操作のしやすさやサポート内容の側面から見て純正カーナビはおすすめです。
純正カーナビのデメリット
一方、純正カーナビには下記の通りデメリットがあります。
- MOPの場合取り外しができない
- DOPの場合取り外しが難しい
- 選べるカーナビの種類／ラインナップが少ない
- 市販カーナビよりも価格が高い
純正カーナビはラインナップ数自体が少ないため、選べる特徴や性能の幅が広くない点がデメリットになります。機能や拡張性にこだわる方には向いていないでしょう。
また、純正カーナビは取り外しが難しいため、簡単に交換することができません。もちろん、カスタムして取り付けることはできますが、それにも工数がかかります。
そのため、純正カーナビを購入するかどうかを選ぶためには、純正カーナビのラインナップや特徴を知っておくことが大切です。
次は、トヨタ純正カーナビの特徴をざっくり見ていきましょう。
トヨタ純正カーナビの特徴は？
トヨタ純正カーナビには様々な特徴があります♪
ここですべてチェックしてみてくださいね☆
トヨタ純正カーナビには様々な特徴があります。
一般的なナビゲーション（道案内）システム以外にも様々な部分で便利な機能が盛り込まれているため、「自分が欲しい機能がついているかどうか？」をきちんとチェックしたうえで購入を決めましょう。
１ T-Connect機能｜音声操作でナビを使える
出典：【T-Connect】ナビでつながる。初めてと出会う。T-Connect – toyotajpchannel
トヨタ純正カーナビに搭載されている「T-Connect」と呼ばれる機能では、話し言葉で音声操作ができるシステムが組み込まれています。
目的地設定や情報検索は、タッチパネルで操作することも可能です。しかし、いちいち手を動かさなくても操作できれば、運転中の動作が少なくなりますから、使いこなせば便利な機能です。
２ ナビゲーション機能
ナビゲーションシステムの中心である道案内機能も、使いやすく設計されています。「施設マーク表示」の機能は、外出先の施設を判別するのに便利です。わざわざGoogleマップを開く必要がなくなります。
また、交差点入り口や高速道路入り口は見逃しやすいポイントですが、ここに重点を置いて表示してくれるので分かりやすいです。
引用：http://toyota.jp/dop/navi/function/navigation/
また、緊急情報や雨エリアの表示や、コンビニ、ガソリンスタンド、トイレなどを探す際も簡単です。
３ エコドライブ機能
引用：http://toyota.jp/dop/navi/function/ecodrive/
目的地へのルート設定では、最も燃費がかからずに済む道順を表示してくれる機能があります。また、複数ルートがある場合には各ルートのエコ度を表示してくれます。
そのほか、「燃費レポート機能」によって給油した日時の燃費履歴を確認することができます。平均燃費を見ることができるので、倹約・節約にも繋がりますね。
そのほか、リアルタイムで燃費効率を表示してくれる機能があるため、燃費を節約したいと考えている方にとって便利な機能がついています。
４ セキュリティ機能
盗難防止のセキュリティ機能がソフトウェア・ハードウェア両面で準備されているのも純正カーナビの強みになります。
純正カーナビは市販品と異なり、車種ごとに適合するかどうかが決まっています。そのため、盗難の確率自体が少ないメリットがあります。
トヨタの純正カーナビでもそれは同じです。しかしそれ以上に心強いのが、専用工具によるナビの取付でしょう。普通の工具や車載工具では取外しが不可能なので、盗難が難しいです。
また、DCMパッケージを契約すれば、カーセキュリティサービスで車への盗難・異常を検知しメールや電話で連絡してくれるサービスがあります。
また、位置追跡機能や警備員派遣サービスも兼ねているので、セキュリティ対策を万全にしたい方におすすめです。
５ オーディオ・ビジュアル
オーディオ・ビジュアルも高性能です。地デジ受信に関しては4つのアンテナが独立してチューナーへと接続されるため、受信感度が悪い地域でも映像に乱れが起きにくいです。
また、受信状態が悪い地域に入ると、近くの中継局を自動検知するシステムが作動するため、車でよくテレビを観る方にとって嬉しい機能です。
そのほか、下記のような機能がついています。
- DVD再生
- CD再生
- FM／AMチューナー
- バーチャルシアター（立体的な音源再生）※7インチモデル、9インチモデルに搭載
- ワンダーシアター（5.1ch対応のDVD対応）※10インチモデルに搭載
- 圧縮音楽補完（圧縮形式音声ファイル「mp3」「WMA」「AAC」の補完機能）
- ダイナミックラウドネス（高品質サウンド再生）
- E-VOLUTION（録音レベルが違う音源を同じ音量で再生）
- ハッキリ音声（走行中に聞こえづらいニュースなどの人の声を児童補正）
６ Bluetooth機能
Bluetooth機能は市販品のカーナビでも搭載されているのが一般的になりました。ハンズフリー通話をおこなうときには欠かせない機能です。また、スマートフォンから音楽や音声を流すときには、Bluetoothを利用するのが一番はやく便利になります。
あらかじめカーナビとペアリング設定をしておけば、車に乗り込むだけですぐに接続することができます。
また、トヨタ純正カーナビではスマホを忘れたときに通知してくれる機能があるため、朝の忙しい時間帯にスマホを持ってくるのを忘れてしまいがちなとき、役立つ機能です。
トヨタ純正カーナビの性能別・対応車種別ラインナップ一覧
ここでは、現在トヨタが公式ページで紹介している純正カーナビラインナップをご紹介しています☆
１ T-Connectナビ 10インチモデル
引用：http://toyota.jp/ 画像はアルファード／ヴェルファイア専用モデル
| 価格 | 287,280円（税込） |
|---|---|
| DCM価格 | 332,640円（税込） |
| 装着可能車種 | アルファード／ヴェルファイア／エスティマ／ノア／ヴォクシー／エスクァイア／ |
| 主な機能 | T-Connect／microSD対応／Bluetooth対応／VICS WIDE対応など |
２ T-Connectナビ 9インチモデル
引用：http://toyota.jp/
| 価格 | 237,600円（税込） |
|---|---|
| DCM価格 | 282,960円（税込） |
| 装着可能車種 | アクア／エスクァイア／エスティマ／エスティマハイブリッド／ヴィッツ／ヴォクシー／カムリ／C-HR／タンク／ノア／ハリアー／プリウス／プリウスα／プリウスPHV／ランドクルーザープラド／ルーミー |
| 主な機能 | T-Connect／microSD対応／Bluetooth対応／VICS WIDE対応など |
３ T-Connectナビ
引用：http://toyota.jp/
| 価格 | 156,600円（税込） |
|---|---|
| DCM価格 | 201,960円（税込） |
| 装着可能車種 | アクア／アベンシス／アリオン／エスクァイア／エスティマ／エスティマハイブリッド／ヴィッツ／ヴォクシー／カムリ／カローラアクシオ／カローラフィールダー／クラウンアスリート／クラウンロイヤル／コースター／サクシード／C-HR／シエンタ／ジャパンタクシー／スペイド／タウンエーストラック／タウンエースバン／タンク／ノア／ハイエースコミューター／ハイエースバン／ハイエースワゴン／ハイラックス／86／ハリアー／パッソ／ピクシスエポック／ピクシスジョイ／ピクシスバン／ピクシスメガ／プリウス／プリウスα／プリウスPHV／プレミオ／プロボックス／ポルテ／ライトエーストラック／ライトエースバン／ランドクルーザープラド／ルーミー／レジアスエース |
| 主な機能 | T-Connect／microSD対応／Bluetooth対応／VICS WIDE対応など |
４ エントリーナビ
引用：http://toyota.jp/
| 価格 | 95,040円（税込） |
|---|---|
| 装着可能車種 | アクア／アベンシス／アリオン／アルファード／エスクァイア／エスティマ／エスティマハイブリッド／ヴィッツ／ヴェルファイア／ヴォクシー／カムリ／カローラアクシオ／カローラフィールダー／クラウンアスリート／クラウンロイヤル／コースター／サクシード／C-HR／シエンタ／ジャパンタクシー／スペイド／タウンエーストラック／タウンエースバン／タンク／ノア／ハイエースコミューター／ハイエースバン／ハイエースワゴン／ハイラックス／86／ハリアー／パッソ／ピクシスエポック／ピクシスジョイ／ピクシスバン／ピクシスメガ／プリウス／プリウスα／プリウスPHV／プレミオ／プロボックス／ポルテ／ライトエーストラック／ライトエースバン／ランドクルーザープラド／ルーミー／レジアスエース |
| 主な機能 | T-Connect／SD8GB対応／Bluetooth対応／VICS WIDE対応など |
トヨタ純正カーナビの更新情報／動作環境
純正カーナビのカーオーディオ対応機種やデータ更新情報は下記ページでご覧になれます☆
トヨタ純正カーナビには様々な機能がついていますが、カーオーディオを利用する際には、スマートフォン・iPodなどとの対応がされているかをチェックする必要があります。
また、カーナビのハードディスクに保存される地図データも定期的に更新されるので、購入後は更新情報を見逃さないようにブックマークしておいたり、度々検索することをおすすめします。
純正カーナビは高い？おすすめの市販カーナビTOP5
ここでは、売れ筋の市販品カーナビを第5位までご紹介しています☆
純正カーナビは市販品のカーナビと比べて高額なものが多かったり、車種に対応していないものもあります。そのため、市販品のカーナビを検討している方もいるのではないでしょうか？
ここでは、市販品カーナビのうち、とくに売れ筋のものをご紹介しています。
「これいいな」というものがあったら、ぜひ下記ボタンをタップしてページを見てみてくださいね。
1位 パナソニック GORILLA CN-G510D
引用：https://www.amazon.co.jp/
2位 パナソニック ストラーダ CN-RE04D
引用：https://www.amazon.co.jp/
3位 パナソニック GORILLA CN-G1100VD
引用：https://www.amazon.co.jp/
4位 パナソニック ストラーダ CN-F1XD
引用：https://www.amazon.co.jp/
5位 パナソニック ストラーダ CN-RE04WD
引用：https://www.amazon.co.jp/
中古車を安く買うには？｜中古車購入の注意点とコツ
引用：http://toyota.jp/prius/
中古車を安く買うときには、いくつか注意点があります！
安く質の高い中古車を買うなら、必ず知っておいてくださいね♪
１ いつものディーラーや近所の販売店で何となく買わない
車の買い方にこれまであまりこだわっていなかった方も多いはずです。
それが悪いわけでは決してなく、近所にお世話にならせてくれる業者さんがいるのはとても良いことです。
しかし一方で、玉数は（台数）は多いけど質やカスタム内容に違いがあるような車種を購入する場合には、「本当に得する車両」を探すのにひと手間かけるほうが絶対良いです。
なぜなら、ディーラーや近所の買取店に在庫があったとしても、それが中古車市場全体から見て「安いかどうか？」は分からないからです。
どんな方法でも構いませんが、一度平均相場をネットで確認してみるなどをおすすめします。
グレードや年式により安く購入できることもあります。
しかし、極端に平均価格が安いなどはどこかが故障している可能性が高いので、価格と安心性（質）は別物と考え、両方をしっかり満たす車両を見つけることが大切です。
２ 安く変える時期のタイミングを知る
中古車を安く変える時期にはある共通点があります。
その時期とは「決算期」に当たる時期です。決算期は年度（例：2018年4月初め〜2019年3月末）に2回あります。ひとつは「半期決算の9月」もうひとつは「年度末決算の3月」の時期。
車選びから納車までにはおおよそ1ヶ月程度かかるので、1ヶ月前に買い換えることがイチバン効果的です。
ただし、例外もあります。地域のニーズや購入する店舗の在庫などで大きく価格が変動する場合があります。
そのため、相場と比較して安いのであれば、そのときになるべく早く販売店に連絡すべきです。
車に限らず、最初高額な値段のものは価格が大幅に下がりますが、すでに安い価格のものは価格が下がっても少しだけです。
その差で良い中古車を誰かに買われてしまうのであれば、時期を無視してでも早めに購入することをおすすめします。
「買う意思がある／予定でいる」と販売店に事前に連絡しておき、仮押さえをしてもらう方法もあるでしょう。
３ 今の愛車を高く買取査定する
中古車を安く買いたいのであれば、安い時期や購入する店舗選びだけではなく、「今の車をどれだけ高く売れるのか？」ということも大切ですよね。
実際、すでにディーラーに下取りに出す予定である人がいるかもしれませんし、廃車にしてしまう予定の人もいるかもしれませんが、そのままでは愛車を手放すときに損をしてしまうかもしれません。
愛車を高く売る方法は「今の車を高く買ってくれる業者を近所から探す」こと。
また、売るにあたって必要な書類や手続についても、ざっくりおさえておく必要があります。
中古車を買う前に今の車を高く売りたい方は、下記記事を参考にして、愛車を高く売るコツをぜひ学んでみてください。
おすすめ記事：車を売るときの方法・注意点まとめ！失敗しない買取知識を解説
４ 非公開車両を検索する
中古車を安く買うにあたっては、様々な方法があります。
ここではすべてをご紹介できるわけではないものの、イチバンメリットのある方法は「非公開車両」から中古車を検索すること。
非公開車両とは、皆さんがいつも見ているWebカタログや雑誌に掲載されていない中古車のことで、大手販売業者が抱えている在庫のことです。
中古車を買うときには、「本当は事故車だから安いのでは？」「買ってすぐにトラブルが起きても保証してくれないのでは？」「素人だと思って騙されているのでは？」と色々なことが心配になります。
非公開車両から中古車を探せば、「在庫の有無」「価格」 など詳しい情報とともに車を紹介してもらうことができます。
非公開車両の使い方や、車購入時の注意点は下記記事で解説しているので、本格的に中古車を買いたい方はぜひ参考にしてください。
「非公開車両検索サービス」は、下記記事の後半で詳しく解説しています。
おすすめ記事：中古車を買うときの方法・注意点まとめ！失敗しないクルマ選びを解説
まとめ｜カーナビで充実したカーライフを楽しもう！
純正カーナビは市販品と機能を比較して購入したほうが良いですよ♪
ぜひお客様にあったものを選んでみてくださいね☆
うん、ありがとう！
おかげで選択肢の幅が広がったよ！
ありがとうございます☆
もし新しく中古車の買い替えを検討しているのでしたら、「中古車を買う方法」もぜひ参考にしてくださいね☆
今回は、純正カーナビを使うことのメリット・デメリットを解説しながら、トヨタ純正カーナビの特徴や対応車種一覧、市販品カーナビのランキングをご紹介してきました。
カーナビには近年様々な機能がついているため、比較するのは骨が折れる作業です。しかし、基本的な機能は変わらないため、純正カーナビの機能をおさえたうえで、市販品と比較するのが良いでしょう。
カーナビはカーライフをより充実させるために重要なもののひとつです。ぜひ、今回の記事を参考に慎重に選んでみてくださいね。
お客様、どのようなご用件でしょうか？？