安い中古車を買う前におさえておきたいリスクと注意点を知ろう

安い中古車を買う前におさえておきたいリスクと注意点を知ろう
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「安い中古車を買いたい」と考えているあなた。もしかすると、折込チラシやネット検索で本体価格がほかの車と比べて異常に安い車を見つけたか、見つけようとしているのではないでしょうか?

使い勝手のよい車をできるだけお得に買いたいと考える気持ちはとても良くわかります。しかし一方で、安い買い物をした結果、最終的に損をしてしまう人も少なくないのです。

しかし、できるだけ質の高い車を安く買いたいという思いを諦めるわけにはいきません。ではどうすれば良いのでしょうか?

今回は、「安く車を買いたい」と考えている人向けに、安く車を買うための注意点やリスクをご紹介していきます。

今回の記事を読むことで、失敗しない車選びの方法がわかるようになります。ぜひ参考にしてください。

 

安い中古車(軽自動車)ランキング|おすすめの車はどれ?

安い中古車ランキングTOP10|安い軽自動車を比較する

新車・中古車問わず、一般的に安い車種は「軽自動車」です。

ランキングは、「おすすめ度」「安さ」などを総合評価してランク付けしていますので、安い順ではありません。

おおよそ70万〜80万円の価格になっていますが、中古車販売店によっては、さらに安い価格で購入できる場合があります。

軽自動車以外の車ランキングを見たい方は、下記より探すことができます。「ミニバン」「SUV」など、特定品種から見ることができるので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

1 ダイハツ ミライース

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_e-s/

ミライースの特徴

「第3のエコカー」として低燃費技術が採用されているミライース。

ハイブリッドカーであるトヨタのアクアの燃費(37km/L)に匹敵する低燃費が何よりのポイントです。

追突防止のスマートアシストや、小回りの聞くサイズなど、運転のしやすさも魅力のひとつ。

アウトドアや多くの荷物を載せる用途には向いていませんが、軽自動車としての経済性は格段に高くなっています。

ミライースの基本情報

新車販売価格 74.5〜135.4万円
中古車平均価格 71.9万円
平均燃費 27.0〜35.2km/L

中古車を検索するなら下記ボタンをタップ!

2 日産 モコ

引用:http://history.nissan.co.jp/MOCO/SA2/1310/

モコの特徴

可愛らしいデザインが女性に人気のモコ。生産は終了していますが、女性に根強い人気があります。

スズキのワゴンRと同じ「軽トールワゴン」で、広々とした空間を活用することができます。

お買い物などの日常的な用途に使うには、「好きなデザイン」であることがイチバン大事。

曲線のきれいなデザインであるモコは、街乗りにも最適でしょう。

モコの基本情報

新車販売価格 107.9〜165.8万円
中古車平均価格 75.6万円
平均燃費 20.4〜30.0km/L

3 スズキ MRワゴン

引用:http://www.goo-net.com/car/SUZUKI/MR_WAGON.html

MRワゴンの特徴

見た目とは裏腹に室内空間が広く、日常生活からちょっとしたアウトドアまで活用できる若者向けの軽ワゴンであるMRワゴン。

また、一風変わったデザインと個性的な内装が魅力です。

燃費性能も文句なし。他人とはちょっと違ったクルマを求める方にうってつけの軽自動車です。

MRワゴンの基本情報

新車販売価格 112.1〜165.1万円
中古車平均価格 79.2万円
平均燃費 20.4〜30.0km/L

4 スズキ アルト

引用:http://www.suzuki.co.jp/car/alto/

アルトの特徴

スズキのアルトの最大の特徴は、燃費性能です。

安全性を高めつつ軽量化されているために、燃費性能が格段良くなっており、軽自動車の最大の利点である「コスパ」を最大限高めることができます。

また、カラーバリエーションも多くスタイリッシュなので、自分好みのスタイルを求めることができる点もポイントです。

アルトの基本情報

新車販売価格 69.7〜161.8万円
中古車平均価格 84万円
平均燃費 22.0〜37.0km/L

5 スズキ パレット

引用:http://www.carsensor.net/catalog/suzuki/palette/

パレットの特徴

ダイハツのタントの対抗馬として名高いパレット。

その特徴は、徹底した室内空間への追求でした。ゆとりある空間を持つパレットは、乗降時や荷物を載せるときといった具体的な局面で重宝するクルマといえます。

パレットの基本情報

新車販売価格 111.3〜177.2万円
中古車平均価格 67.2万円
平均燃費 17.2〜22.2km/L

6 ダイハツ ミラ

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira/index.htm

ミラの特徴

ミラは、軽自動車の基本形とも呼ばれており、スタンダードかつ運転があまり得意ではない方でも安心して乗りこなすことができる高い機能性が魅力です。

他の軽自動車と比べても燃費性能は遜色なく、デザイン性も◎。ぜひ乗りこなしたい一台といえます。

ミラの基本情報

新車販売価格 65.6〜171.2万円
中古車平均価格 37.6万円
平均燃費 19.0〜27.0km/L

7 ホンダ ライフ

引用:http://www.honda.co.jp/auto-archive/life/

ライフの特徴

1970年代から、2014年まで生産が続けられたホンダの軽自動車「ライフ」。

中古車市場では、その安定した性能で人気の高い車種になっています。

ワゴンRと比較されることが多いライフですが、使い勝手や日常的に使う面での機能は遜色なく中古車市場では比較的安価で購入することができます。

ライフの基本情報

新車販売価格 94.5〜168万円
中古車平均価格 56.7万円
平均燃費 16.0〜19.6km/L

8 三菱 eKワゴン

引用:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/ek_wagon/

eKワゴンの特徴

コストパフォーマンスが優れていることが最大の特徴であるeKワゴン。

「良い軽」のもじりであるeKワゴンは、「特徴のないクルマ」と言われてしまうこともあります。

しかし、乗り心地を重視した設計がなされているためにビギナーの方や、運転がしやすい軽がほしいと考えている方にはぜひおすすめです。

eKワゴンの基本情報

新車販売価格 103.1〜169.6万円
中古車平均価格 86.7万円
平均燃費 21.8〜26.8km/L

9 スズキ アルトラパン

引用:http://www.suzuki.co.jp/car/lapin/

アルトラパンの特徴

「スローライフ」をコンセプトにしたデザインが魅力のアルトラパン。

「かわいい系」の軽自動車の代表格ともいえるのではないでしょうか。丸みを帯びたスタイルが、女性の人気を長い間集めています。

フロントガラスにはUV&IRカットガラスが採用されるなど、機能面においても女性にうってつけの一台といえるのではないでしょうか。

アルトラパンの基本情報

新車販売価格 107.8〜151.2万円
中古車平均価格 117.5万円
平均燃費 27.4〜35.6km/L

10 スズキ ワゴンR

10 スズキ ワゴンR

引用:http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/

ワゴンRの特徴

ワゴンRの特徴は、そのデザイン性と機能性の両立をしているバランスの取れたモデルであることです。

人気車種として、カスタムや内装・外装を自分好みにカスタマイズして乗る楽しみも生まれます。

また、ファミリーカーとしてもセカンドカーとしても活用することのできる点で、様々な用途にクルマを使う家庭にとって利便性のあるクルマといえます。

失敗しないクルマと言われるほど優秀です。

ワゴンRの基本情報

新車販売価格 107.8〜178万円
中古車平均価格 138.5万円
平均燃費 25.4〜33.4km/L

中古車のうち、軽自動車の安い車ランキングをご紹介してきました。

軽自動車は、一昔前のグレード・モデルの車両も含めて燃費性能が高く、居住性が高質なものも増えています。

安さだけではなく、「燃費」「手に入れやすさ」などを考慮して、複数の車を検討することが大切です。

 

予算別に考える「安い中古車」の価格帯は?

予算別に考える「安い中古車」の価格帯

安い中古車を買うと言っても、具体的な予算に関しては個人差があると思います。

「100万円以内」という意味での安い中古車を検討している人もいれば、「30万円くらい」の中古車を検討している人もいるでしょう。

どんな価格帯の中古車を選ぶかで、購入できる中古車の質が大きく変わるため、価格帯ごとに注意すべきポイントも異なります。

ここでは、価格帯別に「購入する際に注意すべきポイント」をまとめてご紹介していきます。

〜30万円までの中古車を買うときの注意点

  • 欲しい車が特にない場合は予算を大きく抑えられる
  • 自分で修理や整備ができるなら買うべきである
  • 整備業者や、車に詳しい知人がいるなら買っても良い
  • 2年ほど短期間乗り潰せれば良いときに買う
  • ローン審査が通らないため即金で買う必要があるときに買う

〜30万円までの、いわゆる「格安・激安」と言われる中古車は、過走行・高年式車なだけではなく、「修復歴・事故車」である可能性が高いため、後々トラブルに見舞われるかもしれません。

保証や修理業者などの、「もしも」のときに困らないための準備も大切です。

30万円〜100万円の中古車を買うときの注意点

  • 5年異常同じ車に乗り続けたいなら少し高めの金額の車両を買う
  • ある程度、欲しい車種やグレードの相場を調べること
  • 整備や修理方法に不安がある場合も30万円以上の中古車を選ぶべき
  • ローンなどで数年間継続して車代金を支払う予定の人が買うべき

30万円〜100万円が、ほとんどの中古車の相場です。特に軽自動車は、100万円以内で良質な中古車が変えることが多いです。

頭金を準備した上でローン審査を行い、5年〜ほどの期間で少しずつ中古車代金を払っていくのが一般的です。

頭金に関しては、下記記事でも細かく解説していますので、車購入前に頭金を準備する必要がある人はチェックしておきましょう。

おすすめ記事:車の頭金の目安はいくら?購入前に知りたい費用と相場・ローンまとめ

車の頭金の目安はいくら?購入前に知りたい費用と相場・ローンまとめ

2018.01.18

「安い中古車」と言っても、その価格帯や具体的な補償内容や質は大きく異なります。

そのため、ご自身の予算内で車を買う場合に、どのようなことに注意しておくべきかをおさえておくことが大切です。

次に、安く中古車を買える時期・タイミングについて見ていきましょう。

 

中古車を買い換えるベストな時期・タイミングは?

中古車を買い換えるベストな時期・タイミングは?

中古車を買い換える時期・タイミングによって、購入する中古車の価格が大幅に安く/高くなることがあります。

つまり、いつ買うのかによって、予算内で検討できる中古車は変わってくるのです。

たとえば、すでにワゴンRを買うと決まっている場合を考えてみても、「中古車が安くなる時期」をみすえて車を買い換えることができます。

結果、走行距離が短く年式が新しいワゴンRを購入することができるかもしれません。

中古車が安くなるタイミングは、「決算月」の直後である4月〜5月になります。

車の買い替えが殺到する新年度開始前には、販売業者が車の販売を強化する時期でもありますが、需要が高い時期に一緒に買おうとすると、通常価格で購入することになります。

購入時期をずらすことができない場合を除けば、決算期の少し後に購入時期をずらすことも検討するべきでしょう。

 

安い中古車を買うときの注意点・リスクと対処法

安い中古車を買うときの注意点・リスクと対処法

安い中古車を買いたいときには、販売価格や車両価格だけではなく、様々なポイントに注意すべきです。

安く買えたものの乗り始めてすぐにトラブルに見舞われることも少なくないため、「安かろう悪かろう」ではなく、中古車として質の高いものを選ぶ必要があります。

下記注意点や避けるべきリスクを知ることで、購入する際の間違いやトラブルを避けることができるでしょう。

 

1 「激安の輸入車・外国車」は避ける

中古車として販売されている輸入車・外国車の中には、「〜30万円」など、日本車や軽自動車と比べて極端に安い「激安価格」として店頭やカタログに掲載されているものがあります。

BMWやベンツなど、名前を聞いたことのある外車を安く手に入れることができると思えてしまうため、どうしても目を引きがちですが、購入は避けるべきです。

極端に安い輸入車を買うべきでない理由は、下記の2つです。

  1. 年間維持費用・修理費用が数百万円と高額である。
  2. 修復歴など購入後のトラブルに繋がる可能性が高い。

修理などが早い段階で必要になるリスクに加え、修理費用(部品代)が高くなりがちです。

また、税金などの維持費用の面でも高くなるため乗り始めが安くても簡単に買ってしまうべきではありません。

30万円ほどの安い価格で輸入車を買えることは通常ないといえるでしょう。

 

2 保証がついている中古車を選ぶ

新車・中古車購入に限らず、販売店などからの保証がきちんとついている車を購入することが大切です。新車の場合は当然保証がつきますが、今では中古車にも修理保証がつく場合が多いです。

保証がつくことで、購入し乗り始めるまでにかかる初期費用が多くなります。

しかし、中古車の場合予期せぬ故障や部品交換などのリスクは必ずつきまとうため、できる限り保証内容が充実しているほうが良いでしょう。

たとえば、「自動車保険」は将来的に万が一事故が発生した場合につけるものですよね。

それと同じように、故障に対する修理保証なども、つけておくことで得をする可能性が高いです。

 

特に、現在販売されていないグレードや車種の中古車を選ぶ場合には、修理が部品代の手に入れにくさにより高額になりがちです。

 

3 予算の許容範囲を決める

予算の許容範囲とは、「あなたが車購入費用として出せる最大金額」のことです。

一般に、中古車としての車両価格が高ければ高いほど「安心感」「質」が高いです。

それもそのはず、安い車はそれだけで過走行・高年式車であり、故障のリスクが高くなるからです。

ただし、「お金を貯めて高額な車を買うべき!」ということではなく、あなたがどんな計画・目的で中古車を買うのかによって、買うべき価格帯の中古車は変化します。

 

 

また、予算の許容範囲は「ローンを利用するかどうか?」によっても変わってきます。ローンを組む場合は「頭金」が最初に必要になるので、こちらも詳しく知っておくことが大切です。

下記記事では、ローンを組んで中古車を購入する場合の「頭金」の計算方法や支払いタイミングについて解説しています。

おすすめ記事:車の頭金の目安はいくら?購入前に知りたい費用と相場・ローンまとめ

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4 再塗装・修理歴などを確認して購入する

特定車種の特定カラーのみ人気がある車種だけが高額で販売されているケースが、中古車では多いです。同じ走行距離・スペックなのにも関わらず、中古車市場の動向によって価格が大幅に変化するためです。

その人気カラーに寄せて、「再塗装」が行われている中古車があるため、人気カラーが相場よりも極端に安く売られている場合は要注意です。

また、修理歴があるかどうかも、販売業者にきちんと確認を取りましょう。

特に、修理歴のある車はできる限り避けて購入することをおすすめします。修理歴は、車のフレーム部分に損傷が発生した経歴のある車にしかつきません。

その分、購入後のトラブルに繋がる危険性が高いといえます。

 

5 本体価格以外の費用を知る

中古車を購入するときには、カタログやネット検索で表示されている車両価格のほかにも、様々な費用がかかることをご存じでしょうか?

乗り始めるまでには、車庫証明や税金の納付、ナンバープレートの発行、整備・車検など様々な手続きがありますが、販売業者はあなたの代わりにその作業を代行してくれるのです。

しかし、その分税金+手続代行費用として数万円がかかります。

 

また、ローンを組んで中古車を購入する場合にも、頭金として最初に払う金額があります。

乗り始めるまでにどの程度費用がかかるのかを販売業者に確認しておくことや、あらかじめ必要な費用について学んでおくことも大切です。

さきほどの「頭金」に関する記事でご紹介しているので、本体価格以外の費用に関して知りたい方は参考にしてくださいね。

 

6 非公開車両から中古車を探す

中古車を安く買いたいという人の中には、近場の販売業者に中古車購入を依頼することに不安を感じている人も多いかもしれません。

そんな場合には、「非公開車両」から車を検索し、欲しい車を予算の範囲内で探す方法をおすすめします。

「非公開車両検索」とは、一般のカタログや検索では探すことのできない在庫から、中古車を探すことができるサービスです。

下記記事では、車の買い方の注意点や、購入の流れなどを解説したあと、「非公開車両」を探すことのできる方法についてもご紹介しています。

これから車選びを始めたい人は、是非参考にしてください。

おすすめ記事:中古車を買うときの方法・注意点まとめ!失敗しないクルマ選びを解説

中古車を買うときの方法・注意点まとめ!失敗しないクルマ選びを解説

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また、中古車を買うときによくあるトラブル集も掲載しています。車を実際に買う前に、下記記事を参考にすれば、トラブルを避けて車を買うことができるでしょう。

おすすめ記事:【Q&A】中古車を買うときのよくあるトラブル事例と対処法まとめ!

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おわりに|価格だけで中古車を決めるのはNG!

おわりに|価格だけで中古車を決めるのはNG!

今回は、「安く車を買いたい」と考えている人向けに、安く車を買うための注意点やリスクをご紹介してきました。

中古車の中には千差万別、様々な価格・質のものがあります。そのため、始めて中古車を買う人や、買い替えが初めての人は困惑する部分も多いかもしれません。

しかし、今回ご紹介した内容をもとにリスクを避けることができれば、満足の行く中古車買い替えをおこなうことができるでしょう。

併せてご紹介した記事についても、ぜひ参考にしてくださいね。

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