「CX-5の調子が悪い」「異音がある」…普段使用しているクルマのトラブルは、生活を揺るがす大きな事件です。
CX-5を修理に出そうとしている方の中には、「修理費用がどのくらいかさむのだろうか?」を最も重要視している方も多いのではないでしょうか。
維持費は安く済ませたい反面、しっかり使えないと困る自家用車の悩みは、できる限り早めに解決しておきたいですよね。
CX-5は故障が多いとも言われ、リコール情報もありますから、故障や不具合にはすぐに対応することが大切ですし、修理費用をできる限り低く抑えることにも繋がります。
今回は、CX-5によくありがちな故障の症状と対処法、そして修理費用がかさむ場合にはどうすれば良いのかを具体的にご紹介していきます。
いや〜、うちのマツダCX-5が調子悪くてね…修理しようと思うんだけど、直るかどうかよりも「修理費用」が気になってね…
なるほど…ではまずマツダCX-5のどの部分に修理が必要なのかを調べるために、CX-5の故障としてよくあげられる事例を見ていきましょう。
それからでも、遅くはありませんよ☆
うん、頼むよ!
INDEX
- 1 マツダCX-5によくある故障事例と修理費用は?
- 2 マツダ CX-5が故障したときにすべきこと
- 3 修理業者をすぐ探せる!利用したい修理業者検索サービス
- 4 「廃車」にする前に!利用したい廃車買取サービス
- 5 マツダ CX-5のリコール情報は?
- 5.1 1 ディーゼルエンジン車の制御プログラムの更新|2018年4月13日
- 5.2 2 ディーゼルエンジン車の不具合|2018年4月13日
- 5.3 3 排気側カムシャフトの組付けが不適切なことによるエンジンの不具合|2017年6月30日
- 5.4 4 ヘッドライトレベリングアクチュエーターの不具合|2017年4月6日
- 5.5 5 オートレベリング制御コンピューターの不具合|2017年3月22日
- 5.6 6 原動機と燃料装置の不具合によるエンスト・燃料漏れのおそれ|2017年2月23日
- 5.7 7 バックカメラの不具合|2017年2月17日
- 5.8 8 サイドカメラの不具合|2017年2月16日
- 5.9 9 リヤゲートのガス封入式ダンパーステーの不具合|2016年9月1日
- 5.10 10 ディーゼルターボエンジン車のインタークーラーと吸気シャッターバルブを繋ぐホースの不具合|2016年6月3日
- 5.11 11 ESSの不具合|2015年10月8日
- 5.12 12 ディーゼルエンジン車のオイルフィルターの不具合|2014年12月4日
- 5.13 13 クイックガイドの内容の誤り|2012年10月23日
- 5.14 14 i-DM・ECU・RVMの不具合|2012年7月27日
- 6 中古車を安く買う方法は?
- 7 非公開車両から欲しい車を検索できる「ズバット車販売」
- 8 まとめ|修理に費用がかかるなら査定買取を検討しよう
マツダCX-5によくある故障事例と修理費用は?
では、マツダCX-5の故障としてよく挙げられるポイントについて解説していきます。
マツダCX-5の故障事例:エアコンの不調(ニオイ・動作不良)
エアコンコンプレッサーは経年劣化により上手く動作しないことが多い部位になります。
エアコンを使えなくなってしまうのは、夏場・冬場に使用することの多い方には死活問題です。
対策としては、修理するか、買い替えを検討するか…になりますが、まず最初に修理業者に依頼しましょう。
場合にもよりますが、エアコンコンプレッサーの修理費用の相場は10万円ほどかかります。年式が古いモデルであればあるほど、高額になる傾向にあります。
修理費用を一度見積をもとに知ることも大切ですが、あまりにも費用がかかりすぎるようであれば買い替えを検討すべきでしょう。
ただし、JA11CX-5の場合とJB23CX-5でそれぞれ修理にかかる費用に大きな差が出ることがあります。
JB23CX-5では、エアコンのコンプレッサーが焼き付く前の症状として、エンジン回転数が安定しないなどの症状が出る場合があります。
この段階で修理すれば、ISCバルブの清掃だけで不具合が治る可能性があります。清掃の場合の費用は1万円ほどで済みます。
マツダCX-5のよくある故障事例:エンジンの停止
これまでオイル交換・走行距離のチェックなどの点検を行なっていたのにも関わらず、突然減速しエンストしてしまう不具合があるようです。
この場合、吸気系のトラブルである場合が多く、吸気系の部品交換とクリーニング、制御プログラムをおこなうことができます。
こちらに落ち度がない場合には、ディーラーにて無償修理をおこなうことができますので、最初にディーラーに連絡することをおすすめします。
マツダCX-5のよくある故障事例:ブレーキの不具合
カムシャフトが破損することで、車庫入れ時などにブレーキが効かなくなるなどの不具合が発生しているようです。
カムシャフト交換は、保証期間が過ぎ有料修理になると2万円以上は確実にかかると考えられますが、保証期間内であれば、無料でそのままカムシャフト交換をすることができます。
マツダCX-5のよくある故障事例:走行時の異音
走行時に異音が発生するトラブルも多いようです。特に、走行距離が5万キロを越えたCX-5で同じような事例が発生しています。
ほとんどの場合、ショックアブソーバーやダストブーツ、フロントストラットベアリングなどの交換で修理し、異音を解消することができます。
この事例で修理した方の中には、無償交換だけで済むものや、費用がかかっても2万円以内で済むものなどまちまちです。
そのため、修理業者などで見積もりをとってもらい、おおよそ工賃込みでどの程度の費用がかかるのかをチェックしてから持ち込み修理を行うことをおすすめします。
マツダCX-5のよくある故障事例:BSMシステムの異常
BSMシステムは、マツダの安全技術「ブラインドスポットモニタリング」と呼ばれるもので、ドアミラー外から接近する車の検知をおこなうシステムになります。
BSMに不具合が生じた場合には、警告灯が点灯するためにすぐに気づくことができますが、エンジンを再始動すると再び現れるまでに時間がかかるため、放置している方もいます。
ただし、併発する不具合や違和感もあるようなので、早期にディーラーや修理業者に持ち込み、点検をおこなうことをおすすめします。
マツダCX-5のよくある故障事例:エンジン交換
CX-5のエンジンの故障に限らず、車のエンジン修理には2つの方法があります。ひとつは「オーバーホール」といって、現在のエンジンをそのまま修理する方法です。
もうひとつは、エンジン交換を行う方法です。リビルト品(中古品)や新品と交換することで、異常のないエンジンに載せ替える方法になります。
オーバーホールは最大で50万円ほど、載せ替え・交換は最大で80万円ほどの費用がかかりますので、エンジンを載せ替えるかオーバーホールが必要になった場合には、まず最初に見積もりを取ってもらい、乗り換えるか修理するかを決めましょう。
マツダ CX-5が故障したときにすべきこと
ここでは、上記でご紹介したようなトラブルや不調が見つかった場合に、どのような行動を取るべきかを解説しています。
1 修理業者に確認する
クルマに詳しい方や、整備士の資格を持っている方などを除き、クルマの中身に詳しくない方はご自身で直すということはできる限り避けるべきでしょう。
修理業者に持ち込み、修理費用の見積りをとってもらうことが先決です。
毎日クルマを使う方は、代車を貸してくれます。まずは、緊急措置として見積りを取ることを最優先に考えましょう。
2 修理予算の限度を決める
見積りを取ったら、次は修理予算の限度を決めます。
修理自体に数十万かかる場合に加え、走行距離・経年劣化が原因の不調がある場合には、修理をした後も不安が残る場合があります。車検費用も今後多くかかる可能性もあります。
そのため、乗り続けるか、それとも安い中古車を検討するかを見積額をもとに検討することが大切です。
地域の修理業者は、今ではネットで検索して依頼まで済ませることができます。
修理業者検索サービスは下記でご紹介しています。
3 修理業者を探す or 査定買取を検討する
修理業者の見積を確認し、予算内で修理ができそうならば修理を行いましょう。
ここで検討するべきなのは、見積を行った末に「直さない」という選択肢を取った場合です。この場合「お金をかけて修理する」か「そのまま廃車にしてしまう」の2つの選択肢があります。
どちらの場合でも、今の修理が必要な車をできるだけ高く買い取ってもらい、次の中古車購入の費用に充てることができます。
修理せず、買い替えを行うのであれば、「事故車・廃車の買取専門業者」に依頼することで最も高く売ることができます。
下記では、「修理業者検索サービス」と「事故車・廃車の買取サービス」をそれぞれご紹介していますので、必要なサービスについて下記をぜひ参考にしてください。
修理業者をすぐ探せる!利用したい修理業者検索サービス
「故障のため修理を依頼したい!」といった場合に最初に思いつくのは、クルマを購入したディーラーに修理依頼をする方法です。
クルマを購入した店舗に直接依頼をすることは、知らない業者に依頼するよりも安心できます。
しかし、業者ごとに修理にかかる金額を比較したり、より近い店舗や評判の良い業者に依頼したりといった「細かな比較検討」がしにくいデメリットがあります。
また、中古車を購入した店舗である場合には、「次のクルマを買うときもその店にせざるを得なくなってしまう」といったちょっとした気遣いをしてしまうこともありますよね。
そこでオススメなのは、整備・修理業者を地域ごとに検索できるサービスを活用することです。
電話や店舗への往復などは必要なしに、故障箇所や地域を選択して修理業者を検索することができます。
整備・修理業者を地域ごとに検索できる「Goo Pit」
業者によっては車検の際にお願いできる新たな「信用できる車屋さん」と出会えることもあります。
また、地域ごとに安い業者をすぐ検索できるため、クルマが故障して生活が大変!といったときに手軽に自宅で依頼することが可能です。
修理業者を探したい方は下記ページより依頼へ進んでみましょう。最初に登録作業などはありませんので、まずは探してみることをおすすめします。
「廃車」にする前に!利用したい廃車買取サービス
故障箇所が多かったり、修理がほとんど難しい故障箇所があったりした場合には、今のクルマを廃車にすることになるケースもあります。
その際は、廃車・事故車専門の買取サービスを利用することで、できるだけ高く、今のクルマを売ることができます。
事故車・廃車の買取サービス「カーネクスト」
廃車の場合は値段はつかない…とイメージしがちですが、事故車・廃車専門の買取業者であれば廃車費用がかからない+出来る限り高い買取額で売却することができます。
状態によっては、通常の査定買取サービスで買取を行うことができることもあります。しかし、廃車になってしまうような状態のクルマであることがわかった場合は、廃車専門業者に買取をしてもらうべきでしょう。
もし、今の愛車が「廃車」になってしまうことが分かったら…まずは廃車専門の買取サービスを利用してみましょう。費用は一切かからず、申込み段階で店舗に行く必要もないため、手間もかかりません。
マツダ CX-5のリコール情報は?
今お持ちのマツダCX-5がリコール対象車である場合には、マツダ販売店で無償修理をすることができますので、チェックしておきましょう☆
お持ちのCX-5がリコール対象車かどうかを調べるには、車検証に記載されている車台番号をもとにした「リコール検索」が簡単でおすすめです。
「当てはまるかも?」と思うリコール情報を参考に、型式をチェックしましょう。該当車両の不具合は、日産販売店(ディーラー)で無償修理・部品交換をおこなうことができます。
1 ディーゼルエンジン車の制御プログラムの更新|2018年4月13日
サービスキャンペーンとして、ディーゼルエンジン車の制御プログラムを最新のものに更新することが公表されています。
制御プログラムを更新すると、後退時のアクセルの応答性が向上するほか、駐車時のi-stop作動によるエンジン停止→エンジン再始動の繰り返しを抑えることができます。
ディーラーにて、該当車両の制御プログラムを更新することができます。
- 型式:LDA-KE2AW,LDA-KE2FW
- 製作期間:2014年11月27日~2016年11月16日
- 台数:情報なし
参考:アクセラ、アテンザ、CX-5のサービスキャンペーンについて – マツダ
2 ディーゼルエンジン車の不具合|2018年4月13日
2018年4月13日のリコール情報では、下記3つの情報が公表されています。
①ディーゼルエンジン車のバキュームポンプ軸が早期に摩耗してしまう不具合が公表されています。エンジン内部で摩耗するため、エンジン開店時にブレーキペダルを複数回踏んだとき、ブレーキアシスト力が低下するおそれがあります。
該当車両は、バキュームポンプを対策品と無償交換することができます。
②ディーゼルエンジン車のターボチャージャーの不具合により、ターボチャージャーの軸が摩耗してしまう可能性があります。摩耗が進行すると、加速力低下、異音の発生、エンストのおそれがあります。
該当車両は、点検し異常が認められるもののみ、ターボチャージャーを交換することができます。
③ディーゼルエンジン車のオイルフィルタを扱う際の周知が不適切なことにより、リリーフバルブの開弁圧が不適切なものを使用することで、①②の不具合が発生してしまうおそれがあります。
該当車両は、オイルフィルタの点検・交換を行うことができます。また、社外品のオイルフィルタを使用しないよう注意喚起がなされています。
- 型式:LDA-KE2AW,LDA-KE2FW
- 製作期間:2012年2月13日~2013年9月18日
- 台数:47,918台
3 排気側カムシャフトの組付けが不適切なことによるエンジンの不具合|2017年6月30日
排気側カムシャフトの組付工程が不適切なことにより、ボルトのトルクが不足しているものがあることが公表されています。
そのまま使用を続けると、油圧可変バルブ・タイミング・アクチュエーターが作動せず、エンジン出力が低下するとともに、エンジン警告灯が点灯するおそれがあります。
該当車両は、油圧可変バルブ・タイミング・アクチュエーターのボルトを規定トルクで締め付ける点検修理をおこなうことができます。
- 型式:DBA-KE5AW,DBA-KE5FW,DBA-KEEFW
- 製作期間:平成27年6月16日〜平成28年10月7日
- 台数:情報なし
参考:CX-5、プレマシーのサービスキャンペーンについて – マツダ
4 ヘッドライトレベリングアクチュエーターの不具合|2017年4月6日
ヘッドライトの光軸を調整するヘッドライトレベリングアクチュエーターの強度が不足しているものがあることが公表されています。
そのまま使用を続けると、ヘッドライトレベリングアクチュエーターが損傷し、ハイビームで照射することができなくなります。
該当車両は、ヘッドライトレベリングアクチュエーターを点検した上で、対策品と交換することができます。
- 型式:LDA-KE2FW,LDA-KE2AW,DBA-KE5FW,DBA-KE5AW,DBA-KEEFW,LDA-KE2FW,LDA-KE2AW,DBA-KE5FW,DBA-KE5AW,DBA-KEEFW
- 製作期間:平成26年11月27日~平成28年8月31日
- 台数:
5 オートレベリング制御コンピューターの不具合|2017年3月22日
灯火装置(オートレベリング制御コンピューター)の不具合により、正しく光軸を調整するはずの制御コンピューターが作動しないことがあります。
該当車両は、オートレベリング制御コンピューター自体を対策品と交換することができるほか、調整を通して車両姿勢角と光軸を正しく設定することができます。
- 型式:LDA-KF2P,DBA-KF5P,DBA-KFEP
- 製作期間:2016年11月28日~2017年2月20日
- 台数:3,773台
参考:リコール届出一覧表 リコール届出日:平成29年3月16日 – 国土交通省
6 原動機と燃料装置の不具合によるエンスト・燃料漏れのおそれ|2017年2月23日
2017年2月23日のリコールでは、原動機と燃料装置の不具合によるリコールが5つに分けて公表されています。
①ディーゼルエンジン車のインジェクター取付ナットが不適切なことにより、燃料ガスがシリンダーヘッドに吹き抜けてしまい、エンジンオイルが炭化してしまうおそれがあります。
警告灯の点灯だけではなく、エンジン焼き付きやエンストのおそれがあります。
該当車両は、インジェクター取付ナットを増し締めすることができるほか、油圧点検で異常が判明したものにはエンジン洗浄とオイルストレーナー、エンジンオイルの無償交換が可能です。
②ディーゼルエンジン車の燃料リターンホースの取扱が不明確なことにより、ホース取付部のシール性低下やホース内部の亀裂が生じてしまう車両があります。
ホース取付部や亀裂部分から燃料漏れが起きてしまう危険性があります。
該当車両は、燃料リターンホースを改良品と交換することができます。
③ディーゼルエンジン車のエンジン制御が不適切なことにより、吸気バルブの閉じ力が低下していることが公表されています。吸気バルブとバルブシート間にスラッジがたまり、圧縮不良を起こす結果、エンストやエンジン回転数が不安定になるおそれがあります。
④ディーゼルエンジン車のインジェクター制御回路の電圧変化によるノイズ対策が不適切なことにより、許容量を超える電流がインジェクター制御回路に流れてしまう可能性があります。
過電流で回路が損傷し燃料噴射がストップするため、エンストが起きる危険性があります。
⑤ディーゼルエンジン車の過回転制御が不適切なことにより、吸気系炉内のブローバイガスに含まれるオイルが燃料室内で燃焼することで、エンジン回転数が上昇することがあります。エンジン潤滑が不足するため焼付きが起きてしまいます。
③、④、⑤に該当する車両は、エンジン制御プログラムを修正することができます。
- 型式:LDA-KE2AW,LDA-KE2FW
- 製作期間:2012年2月13日~2016年11月16日
- 台数:116,706台
参考:リコール届出一覧表 リコール届出日:平成29年 2月23日 – 国土交通省
7 バックカメラの不具合|2017年2月17日
車両後方確認用のバックカメラレンズのコーティングが不適切なことにより、雨水や洗浄剤でコーティングが落ち、レンズ本体が腐食してしまうおそれがあります。
すでにレンズが劣化してしまっている場合は、バックカメラ自体を無償交換することができます。
- 型式:LDA-KE2AW,LDA-KE2FW,DBA-KE5AW,DBA-KE5FW,DBA-KEEAW,DBA-KEEFW
- 製作期間:2012年1月10日~2014年3月3日
- 台数:情報なし
参考:CX-5、アテンザ、プレマシーのサービスキャンペーンについて – マツダ
8 サイドカメラの不具合|2017年2月16日
車両後方確認用のサイドカメラレンズのコーティングが不適切なことにより、雨水や洗浄剤でコーティングが落ち、レンズ本体が腐食してしまうおそれがあります。
すでにレンズが劣化してしまっている場合は、サイドカメラ自体を無償交換することができます。
- 型式:LDA-KE2AW,LDA-KE2FW,DBA-KE5AW,DBA-KE5FW,DBA-KEEAW,DBA-KEEFW
- 製作期間:2012年2月13日~2014年3月12日
- 台数:67,413台
9 リヤゲートのガス封入式ダンパーステーの不具合|2016年9月1日
リヤゲートのガス封入式ダンパーステーの外筒エンドキャップの塗装が不適切なことにより、塩害地域の塩分で腐食する可能性があります。
腐食が進行するとエンドキャップが割れてしまい、リヤゲートを開く際にケガの原因になります。
該当車両は、ダンパーステーを対策品と無償交換することができます。
- 型式:LDA-KE2AW,LDA-KE2FW,DBA-KE5AW,DBA-KE5FW,DBA-KEEAW,DBA-KEEFW
- 製作期間:2012年1月10日~2015年12月26日
- 台数:130,656台
参考:アクセラ、アテンザ、CX-3、CX-5、プレマシーのリコールについて – マツダ
10 ディーゼルターボエンジン車のインタークーラーと吸気シャッターバルブを繋ぐホースの不具合|2016年6月3日
ディーゼルターボエンジン車のインタークーラーと吸気シャッターバルブをつなぐホースの組付が不適切なことにより、走行時のエンジン振動などでホースが抜けてしまい、加速不良を引き起こす可能性があります。
該当車両は、ホースを固定するクランプを対策品と交換することができます。
- 型式:LDA-KE2AW,LDA-KE2FW
- 製作期間:情報なし
- 台数:情報なし
参考:マツダ公式サイト(リコール情報ページリンク切れ)
11 ESSの不具合|2015年10月8日
後続車に注意を促す「ジェンシーシグナルシステム(ESS)」の制御プログラムの不具合により、システム作動時の点滅表示灯の点滅回数が保安基準に適合しない状態になることが報告されています。
該当車両は、制御プログラムを修正するか、制御用コンピューターを対策品と交換することができます。
- 型式:DBA-KEEFW,DBA-KE5AW,LDA-KE2AW,LDA-KE2FW
- 製作期間:2014年11月27日~2015年9月5日
- 台数:19,916台
参考:リコール届出一覧表 リコール届出日:平成27年10月8日 – 国土交通省
12 ディーゼルエンジン車のオイルフィルターの不具合|2014年12月4日
ディーゼルエンジン社用のオイルフィルターのリリーフバルブの開弁圧が不適切なことにより、エンジン内部に発生する金属粉がオイルフィルターを通ってしまうことによる不具合が公表されています。
エンジン開店時にブレーキアシスト力が低下するおそれがあるほか、加速力の低下や異音発生の原因になります。
該当車両は、エンジンオイルのフラッシング、フィルター交換、エンジン制御コンピュータープログラムの書き換えをおこなうことができます。
また、ターボチャージャーに異常がある場合には、ターボチャージャーも無償交換になります。
- 型式:LDA-KE2AW,LDA-KE2FW
- 製作期間:2012年2月13日~2013年9月17日
- 台数:46,573台
13 クイックガイドの内容の誤り|2012年10月23日
車両自体の不具合ではありませんが、サービスキャンペーンとしてクイックガイドの誤記が公表されています。
- 型式:DBA-KEEAW,DBA-KEEFW,LDA-KE2AW,LDA-KE2FW
- 製作期間:2012/09/17~2012/10/11
- 台数:情報なし
参考:マツダ公式サイト(リコール情報ページリンク切れ)
14 i-DM・ECU・RVMの不具合|2012年7月27日
2012年のリコールでは、各システムのプログラムが不適切なことにより、リコールが公表されています。
①インテリジェント・ドライブ・マスター(i-DM)の制御プログラムが不適切なことにより、記録される走行データが正しく反映されないことがあります。
該当車両のうち、MID搭載車はi-DM制御プログラムの書き換えをおこないます。セグメント液晶搭載車は、メーターを対策品と交換することができます。
②ガソリンエンジン車のエンジン制御(ECU)が不適切なことにより、アイドリングストップ後にi-stopランプが橙色で点滅してアイドリングストップが作動しなくなることがあります。
エンジン制御プログラムの書き換えで正常動作に戻すことができます。
③リア・ビークル・モニタリング(RVM)システム制御プログラムが不適切なことにより、IG-ON時にRVMが正常に起動しないことがあります。
RVM接近表示灯が正常に作動しなくなるほか、RVM警告灯が点灯しRVMシステム自体が停止するおそれがあります。
該当車両は、エンジン制御プログラムの書き換えをおこなうことで正常動作に戻すことができます。
- 型式:LDA-KE2AW,LDA-KE2FW,DBA-KEEAW,DBA-KEEFW
- 製作期間:2012年1月10日~2012年6月21日
- 台数:情報なし
「このリコールに当てはまるかも?」という方は、下記リンクより「リコール検索」をしてみましょう。車検証に記載されている車台番号を入力すれば、型式がリコール該当車両かどうかを調べることが可能です。
当てはまっていた場合には、ディーラーに連絡し対応してもらいましょう。
中古車を安く買う方法は?
クルマの買取と合わせて、中古車の買い替えを検討している方に向けて、ここではクルマを安く買う方法をご紹介しています。
中古車の購入方法は、大まかに4つの方法があります。
1 中古車販売店で購入する
中古車販売店とは、ディーラー以外の個人・企業が経営する業者です。そのため、様々なメーカーの中古車を扱います。
メーカーの基準によらずに値引きなどができるため、ディーラーよりも安くクルマを買えることが多いです。
ただし、店舗ごとの在庫だったり、店舗によってサポートに差があったりと中古車購入初心者の方にはあまり向いていない買い方になります。
2 中古車ディーラーで購入する
ディーラーとは、特定の自動車メーカーと特約店を結んでいる業者のことです。そのため、販売店とは異なり同じメーカーのクルマのみを販売します。ディーラーでクルマを買うと、故障したときの連絡やクルマ乗り換えをサポートしてくれます。
しかし、販売の基準が決まっているため、値下げや限界価格があらかじめ決まっています。
中古車を買う方法としてはイチバン値段が高くなります。
3 オークション・個人間売買で購入する
オークションや個人間売買は、業者が間に入らないため安い金額で中古車を買うことができます。
クルマの整備や特徴などに詳しい方々であれば中古車を手に入れる効果的な方法です。
しかし、購入するための手続きから、修復歴などの車両の状態までしっかり知った上で買わなければなりません。
結局、状態の悪い中古車を買ってしまう危険性があります。
知り合いにアドバイスをしっかりしてくれるような知人・友人がいる場合は、信頼してお任せしてみるのも一つの方法でしょう。
4 ネットで中古車を検索する
Webサイトから中古車を探し、販売店へ連絡することで中古車を買う方法もあります。
ネットで探すことで、わざわざ時間を使って業者へ連絡したり、実際に見に行ったりする手間を省くことができます。
また、ほしいクルマを探すのに欠かせない「掲載している車の台数」「情報の量」が圧倒的です。
また、イチバン気になる「安さ」の面でも、「中間業者が少ない」「全国から探せる」ことから有利になります。
しかし、保証期間などのサポートや、中古車の状態が心配になります。加えて、探すクルマの数が多すぎて探し尽くせないということもありがちです。
それを解決する方法として、「サポートが厚く、状態の良いクルマをネットで探す方法」を下記でご紹介しています。
結論としては、1〜4のうち最も安く質の良い中古車を買うなら「ネットで中古車を検索する」ことが最も良い方法です。メリットを下記でまとめておきます。
<ネットで中古車を探すメリット>
- ディーラーや販売店よりも探せるクルマが多い
- 保証やサポートが多い中古車検索サイトを選べる
- オークションや個人売買より信頼性が高い
- 手間がかからない
- 安い・目当てのクルマを全国から探すことができる
メリットに納得した方は、迷わずネットで中古車を購入しましょう。
大手サービスなら手続きや金銭面でトラブルになることはありませんし、いざというときは電話などで相談もできます。
非公開車両から欲しい車を検索できる「ズバット車販売」
非公開車両とは、私たちが通常の中古車サイトで見るような販売車両ではありません。
大手だけが持っており、一般公開はされていない中古車のことです。
目当てのクルマが決まっている方や、予算が決まっている方はぜひ登録しておきましょう。
V.Pがおすすめする中古車検索サービスは下記に掲載します。
ズバット車販売の特徴
メーカー、予算等の条件を指定し名前とTEL、メールアドレスを入力するだけで大量の在庫から中古車を検索できる大手企業「ガリバー」のサービス。
ひとつひとつの店舗で探す手間をかけることなく、登録するだけで希望の車の情報をキャッチすることができるため、お得に中古車を探し購入したい方におすすめのサービスです。
保証期間や中古車の状態にも信頼感があります。
登録後の流れ
- 欲しい車の情報を入力(1分程度で完了)
- ガリバーから電話が来るので、詳しく欲しい車や予算を伝える
- 希望にあった中古車を紹介してもらう
- 納得したら契約し、近隣のガリバーへ受け取りに行く
下記記事では、中古車を安く買う方法を細かく解説しています。新しく車を買い替えたいと考えている方は、ぜひ下記記事を参考にしてください。
おすすめ記事:中古車を買うときの方法・注意点まとめ!失敗しないクルマ選びを解説
また、下記のおすすめ記事では、愛車を売るときのコツをご紹介しています。
「売る際に注意したいポイントを知りたい!」「できるだけ高く売れるようにしたい!」という方は下記記事もぜひ参考にしてください。
おすすめ記事:車を売るときの方法・注意点まとめ!失敗しない買取知識を解説
まとめ|修理に費用がかかるなら査定買取を検討しよう
なるほど、修理費用がかさむ場合は、むしろ査定買取で次の中古車の資金に充てたほうがいい場合もあるのか。。。
そうなんです。修理費用に見合わない額で直すことになる前に、しっかりと今の愛車の査定額を知っておくことも重要ですよ!
ありがとう!まずは査定してみるよ!
今回は、CX-5によくありがちな故障の症状と対処法、そして修理費用がかさむ場合にはどうすれば良いのかを具体的にご紹介してきました。
故障のうち、軽微なものは直してしまったほうがいい場合もあります。
しかし、次の車への乗り換えを検討しており、修理費用が予算以上にかさむ場合は、「買い替えすること」も選択肢のひとつです。
ぜひ、今回の記事を参考にしてください。
お客様、どうされましたか??