「CLAクラスの調子が悪い」「異音がある」…普段使用しているクルマのトラブルは、生活を揺るがす大きな事件です。
CLAクラスを修理に出そうとしている方の中には、「修理費用がどのくらいかさむのだろうか?」を最も重要視している方も多いのではないでしょうか。
維持費は安く済ませたい反面、しっかり使えないと困る自家用車の悩みは、できる限り早めに解決しておきたいですよね。
そこで今回は、CLAクラスによくありがちな故障の症状と対処法、そして修理費用がかさむ場合にはどうすれば良いのかを具体的にご紹介していきます。
いや〜、うちのCLAが調子悪くてね…修理しようと思うんだけど、直るかどうかよりも「修理費用」が気になってね…
なるほど…ではまずCLAクラスのどの部分に修理が必要なのかを調べるために、CLAクラスの故障としてよくあげられる症状を見ていきましょう。
それからでも、遅くはありませんよ☆
うわぁ…頼もしいけど…なんか軽い…
INDEX
メルセデスベンツ CLAクラスのよくある故障・トラブルは?
では、CLAクラスの故障としてよく挙げられるポイントについて解説していきます。
ベンツCLAの故障事例:エアコンの不調(ニオイ・動作不良)
エアコンコンプレッサーは経年劣化により上手く動作しないことが多い部位になります。エアコンを使えなくなってしまうのは、夏場・冬場に使用することの多い方には死活問題です。
対策としては、修理するか・買い替えを検討するか・我慢して乗るか…になりますが、イチバン最初はまず修理業者に依頼しましょう。
場合にもよりますが、エアコンコンプレッサーの修理費用の相場は10万円〜20万円ほどかかります。年式が古いモデルであればあるほど、高額になる傾向にあります。
修理費用を一度見積をもとに知ることも大切ですが、あまりにも費用がかかりすぎるようであれば買い替えを検討すべきでしょう。
ベンツCLAの故障事例:オルタネーターの故障
バッテリーへの電気供給を担うオルタネーターは経年劣化により故障・不具合が発生します。
バッテリーが上がりやすくなることで、立ち往生などのトラブルに見舞われてしまうケースがあります。
オルタネーターの部品交換では純正品だと数十万の費用がかかることがあり、社外品で交換したとしても10万円+工賃の費用がかかります。
ベンツCLAの故障事例:CLA180のドライブシャフトの故障頻度が高い
ドライブシャフトのすっぽ抜け!
エンジンの駆動をタイヤへ伝える
ドライブシャフト。
H25年2月~26年3月の期間に
輸入された1.6Lターボの
ベンツCLA180には
ドライブシャフトが抜けてしまい
アクセルを踏んでも走らなくなる
危険性があることから
リコールがアナウンスされた
経緯があるんです!
ベンツCLAの故障事例:CLA45(シューティングブレーク)の不具合
情報を共有するために投稿いたします。
納車すぐからあった不具合ですが、コンフォートモードにてアイドリングストップ状態から発進しようとするとニュートラルに戻り、盛大に空ぶかしをしてしまうという不具合が発生しています。排気センサー交換、、シフトレバー交換とやってきましたが、治りません。
先日は徐行状態からニュートラルに入るという事態も発生しました。
状況によっては追突される危険もあるため、度々入庫していますが、どうも原因がつかみきれていない様子です。
それ以外では非常に気に入っているだけに残念。どなたか同じような症状の方はいらっしょるのでしょうか?
ここまで、CLAクラスで想定されるよくある故障をご紹介してきました。
修理する場合にはまず、近隣地域の安く評判の良い修理業者を探すことをおすすめします。
車の修理は中古車を買った店で行わなければならない決まりはないので、近隣の安い業者を見つけたほうが良いでしょう。
また、エンジン載せ替えなど明らかに中古車を買い替えたほうが良い場合や、修理費用が高額になってしまう場合には、廃車・事故車を買取してくれる買取業者を探しましょう。
下記では、CLAクラスが故障してしまったときにすべきことをまとめています。
メルセデスベンツ CLAクラスが故障したときにすべきこと
ここでは、上記でご紹介したようなトラブルや不調が見つかった場合に、どのような行動を取るべきかを解説しています。
1 修理業者に確認する
クルマに詳しい方や、整備士の資格を持っている方などを除き、クルマの中身に詳しくない方はご自身で直すということはできる限り避けるべきでしょう。
修理業者に持ち込み、修理費用の見積りをとってもらうことが先決です。
毎日クルマを使う方は、代車を貸してくれます。まずは、緊急措置として見積りを取ることを最優先に考えましょう。
2 修理予算の限度を決める
見積りを取ったら、次は修理予算の限度を決めます。
修理自体に数十万かかる場合に加え、走行距離・経年劣化が原因の不調がある場合には、修理をした後も不安が残る場合があります。車検費用も今後多くかかる可能性もあります。
そのため、乗り続けるか、それとも安い中古車を検討するかを見積額をもとに検討することが大切です。
地域の修理業者は、今ではネットで検索して依頼まで済ませることができます。
修理業者検索サービスは下記でご紹介しています。
3 修理業者を探す or 査定買取を検討する
修理業者の見積を確認し、予算内で修理ができそうならば修理を行いましょう。
ここで検討するべきなのは、見積を行った末に「直さない」という選択肢を取った場合です。この場合「お金をかけて修理する」か「そのまま廃車にしてしまう」の2つの選択肢があります。
どちらの場合でも、今の修理が必要な車をできるだけ高く買い取ってもらい、次の中古車購入の費用に充てることができます。
修理せず、買い替えを行うのであれば、「事故車・廃車の買取専門業者」に依頼することで最も高く売ることができます。
下記では、「修理業者検索サービス」と「事故車・廃車の買取サービス」をそれぞれご紹介していますので、必要なサービスについて下記をぜひ参考にしてください。
修理業者をすぐ探せる!利用したい修理業者検索サービス
「故障のため修理を依頼したい!」といった場合に最初に思いつくのは、クルマを購入したディーラーに修理依頼をする方法です。
クルマを購入した店舗に直接依頼をすることは、知らない業者に依頼するよりも安心できます。
しかし、業者ごとに修理にかかる金額を比較したり、より近い店舗や評判の良い業者に依頼したりといった「細かな比較検討」がしにくいデメリットがあります。
また、中古車を購入した店舗である場合には、「次のクルマを買うときもその店にせざるを得なくなってしまう」といったちょっとした気遣いをしてしまうこともありますよね。
そこでオススメなのは、整備・修理業者を地域ごとに検索できるサービスを活用することです。
電話や店舗への往復などは必要なしに、故障箇所や地域を選択して修理業者を検索することができます。
整備・修理業者を地域ごとに検索できる「Goo Pit」
業者によっては車検の際にお願いできる新たな「信用できる車屋さん」と出会えることもあります。
また、地域ごとに安い業者をすぐ検索できるため、クルマが故障して生活が大変!といったときに手軽に自宅で依頼することが可能です。
修理業者を探したい方は下記ページより依頼へ進んでみましょう。最初に登録作業などはありませんので、まずは探してみることをおすすめします。
「廃車」にする前に!利用したい廃車買取サービス
故障箇所が多かったり、修理がほとんど難しい故障箇所があったりした場合には、今のクルマを廃車にすることになるケースもあります。
その際は、廃車・事故車専門の買取サービスを利用することで、できるだけ高く、今のクルマを売ることができます。
事故車・廃車の買取サービス「カーネクスト」
廃車の場合は値段はつかない…とイメージしがちですが、事故車・廃車専門の買取業者であれば廃車費用がかからない+出来る限り高い買取額で売却することができます。
状態によっては、通常の査定買取サービスで買取を行うことができることもあります。しかし、廃車になってしまうような状態のクルマであることがわかった場合は、廃車専門業者に買取をしてもらうべきでしょう。
もし、今の愛車が「廃車」になってしまうことが分かったら…まずは廃車専門の買取サービスを利用してみましょう。費用は一切かからず、申込み段階で店舗に行く必要もないため、手間もかかりません。
メルセデスベンツCLAクラスのリコール情報
ベンツCLAには、いくつかのリコールが出されています。「当てはまるかも?」と思ったら、下記の「リコール検索」より
1 制御プログラム管理サーバの不具合による異常|2018年3月29日
制御プログラム管理サーバの不具合がリコール情報として出されています。具体的には、下記のような不具合が発生します。
- 前後輪の周長が異なった値で設定され、車速が正しく表示されないおそれ
- カーブライトとライトレンジ調整が誤作動し、対向車を眩惑させるおそれ
- 車両寸法が正しく設定されず一部の範囲で警告が作動しないため、障害物に気付かずに接触するおそれ
- シートベルトの装着状態が正しく検知できず、警告音が正しく作動しないおそれ
- 雨量が正しく検知されず、オートワイパの作動速度が低下するおそれ
- オートクルーズの速度調整が正しく行われず、設定速度を超過するおそれ
- リヤビューカメラが正しく表示されず、後退する際障害物に気付かずに接触するおそれ
- 車室内からの施錠・開錠等ができないおそれ
- スマートエントリーが正しく検知されず、エンストや始動不可が発生するおそれ
- 車両に合わせた適切な制動力が設定されず、制動距離が伸びる場合や駐車ブレーキ性能が低下するおそれ
- 後部扉の位置が正しく検知できず、扉が確実に閉まらないおそれ
- エコスタート・ストップの不作動または非常点滅灯が点灯しないおそれ
※不具合項目は下記リンクの情報を参考に掲載しています。
修理はベンツ指定サービス工場で無償でおこなうことができます。
参考:その他(プログラム)に関する対策 – メルセデスベンツ
2 スターター(始動装置)の評価不十分による不具合|2017年9月28日
スターターの使用方法に関する評価が不適切であることによって、スターターの電気回路に過電流が起き、始動電流リミッタが発熱する恐れがあることが報告されています。
発煙・発火の原因になるため、少しでもスターターに異常を感じた場合にはリコール対象かどうかをチェックしましょう。
ベンツ指定サービス工場で、配線の修理を無償でおこなうことができます。
参考:電流リミッタのフューズ追加に関する対策 – メルセデスベンツ
3 ブレーキブースターのバキュームラインの不具合|2017年7月27日
ブレーキブースター(制動倍力装置)のバキュームパイプ接続部の製造に不具合があり、走行の振動やエンジンの振動で接続部が折れてしまう恐れがあることが報告されています。
ブレーキペダルを踏んでいるのにもかかわらず、制動距離が極端に長くなるなどの異常がある場合、このリコールに該当している可能性があります。
バキュームパイプを指定工場で無償修理することができます。
参考:ブレーキのバキュームラインに関する対策 – メルセデスベンツ
4 エアバッグの製造管理が不適切なことによる添加剤の不備|2017年6月15日
エアバッグのインフレーター(膨張装置)の添加剤が設計どおりに調合されておらず、衝突時にエアバッグが展開しない不具合がリコール情報として出されています。
実際に用いることがないため、不具合から推測することができません。そのため、2016年モデルのCLAに乗っている方は、車台番号をリコール検索よりチェックすることをおすすめします。
5 ダブルクラッチの製造が不適切なことにより走行不能になる恐れ|2016年9月15日
オートマチックトランスミッションのダブルクラッチの製造が不適切なため、内部部品に亀裂が入り、エンジンからトランスミッションへの動力が伝わらない恐れがあります。
急な走行不能が発生している場合には、このリコールに該当する可能性がありますので、リコール検索よりチェックすることをおすすめします。
参考:トランスミッションのダブルクラッチに関する対策 – メルセデスベンツ
6 ESPコントロールユニットのプログラムの不具合|2016年2月25日
横滑り防止装置(ESP)のプログラムに誤ったものが書き込まれたことにより、ESPおよび前走者追従走行装置が正しく作動しないことによるリコール情報です。
ESPの異常や前走者追従走行装置の不具合には気づきにくいですが、少しでも走行中に違和感を感じたのであれば、リコール該当車であることを疑いましょう。
参考:ESPコントロールユニットのソフトウエアに関する対策 – メルセデスベンツ
7 走行中の振動によりスナップリングが外れることによる走行不能の恐れ|2015年9月10日
ドライブシャフトとホイール側ジョイント部インナーレースを接合しているスナップリングの形状が不適切なことにより、走行中の振動でスナップリングが外れる恐れがあることがリコール情報として出されています。
外れた場合、タイヤへと駆動力が伝わらず走行不能になります。
急な走行不能に陥った場合、スナップリングが外れている可能性があります。車台番号をチェックし、該当する場合には指定工場へ連絡しましょう。
参考:ドライブ・シャフトのスナップリングに関する対策 – メルセデスベンツ
メルセデスベンツの車種のリコール該当車検索がありますので「リコールに当てはまるかも?」という方は、有償修理を業者に依頼する前にチェックすることをおすすめします。
車検証の「車台番号」欄の英数字を入力することで、リコールに当てはまる車両型式かどうかを調べることが可能です。
該当していた場合には、それぞれのリコール情報の「参考」左上に記載されている対策番号を電話で伝えましょう。
中古車を安く買う方法は?
クルマの買取と合わせて、中古車の買い替えを検討している方に向けて、ここではクルマを安く買う方法をご紹介しています。
中古車の購入方法は、大まかに4つの方法があります。
1 中古車販売店で購入する
中古車販売店とは、ディーラー以外の個人・企業が経営する業者です。そのため、様々なメーカーの中古車を扱います。
メーカーの基準によらずに値引きなどができるため、ディーラーよりも安くクルマを買えることが多いです。
ただし、店舗ごとの在庫だったり、店舗によってサポートに差があったりと中古車購入初心者の方にはあまり向いていない買い方になります。
2 中古車ディーラーで購入する
ディーラーとは、特定の自動車メーカーと特約店を結んでいる業者のことです。そのため、販売店とは異なり同じメーカーのクルマのみを販売します。ディーラーでクルマを買うと、故障したときの連絡やクルマ乗り換えをサポートしてくれます。
しかし、販売の基準が決まっているため、値下げや限界価格があらかじめ決まっています。
中古車を買う方法としてはイチバン値段が高くなります。
3 オークション・個人間売買で購入する
オークションや個人間売買は、業者が間に入らないため安い金額で中古車を買うことができます。
クルマの整備や特徴などに詳しい方々であれば中古車を手に入れる効果的な方法です。
しかし、購入するための手続きから、修復歴などの車両の状態までしっかり知った上で買わなければなりません。
結局、状態の悪い中古車を買ってしまう危険性があります。
知り合いにアドバイスをしっかりしてくれるような知人・友人がいる場合は、信頼してお任せしてみるのも一つの方法でしょう。
4 ネットで中古車を検索する
Webサイトから中古車を探し、販売店へ連絡することで中古車を買う方法もあります。
ネットで探すことで、わざわざ時間を使って業者へ連絡したり、実際に見に行ったりする手間を省くことができます。
また、ほしいクルマを探すのに欠かせない「掲載している車の台数」「情報の量」が圧倒的です。
また、イチバン気になる「安さ」の面でも、「中間業者が少ない」「全国から探せる」ことから有利になります。
しかし、保証期間などのサポートや、中古車の状態が心配になります。加えて、探すクルマの数が多すぎて探し尽くせないということもありがちです。
それを解決する方法として、「サポートが厚く、状態の良いクルマをネットで探す方法」を下記でご紹介しています。
結論としては、1〜4のうち最も安く質の良い中古車を買うなら「ネットで中古車を検索する」ことが最も良い方法です。メリットを下記でまとめておきます。
<ネットで中古車を探すメリット>
- ディーラーや販売店よりも探せるクルマが多い
- 保証やサポートが多い中古車検索サイトを選べる
- オークションや個人売買より信頼性が高い
- 手間がかからない
- 安い・目当てのクルマを全国から探すことができる
メリットに納得した方は、迷わずネットで中古車を購入しましょう。
大手サービスなら手続きや金銭面でトラブルになることはありませんし、いざというときは電話などで相談もできます。
非公開車両から欲しい車を検索できる「ズバット車販売」
非公開車両とは、私たちが通常の中古車サイトで見るような販売車両ではありません。
大手だけが持っており、一般公開はされていない中古車のことです。
目当てのクルマが決まっている方や、予算が決まっている方はぜひ登録しておきましょう。
V.Pがおすすめする中古車検索サービスは下記に掲載します。
ズバット車販売の特徴
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保証期間や中古車の状態にも信頼感があります。
登録後の流れ
- 欲しい車の情報を入力(1分程度で完了)
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ほかのクルマを検討したい方向けに、V.Pでは「中古車人気ランキング」を車種ごとに掲載しています。
人気車種をTOP30、特徴や詳細情報を含め掲載しているので、一気に様々なクルマを見たい方は、ぜひこちらも参考にしてください。
おすすめ記事:【中古車を安く買う】おすすめ人気中古ステーションワゴンランキングTOP30
また、下記のおすすめ記事では、車種ごとにクルマを売るときのコツをご紹介しています。
「売る際に注意したいポイントを知りたい!」「できるだけ高く売れるようにしたい!」という方は下記記事もぜひ参考にしてください。
おすすめ記事:【相場や時期は?】「ステーションワゴン」買取・査定で高く売る5つのコツ
まとめ|修理に費用がかかるなら査定買取を検討しよう
なるほど、修理費用がかさむ場合は、むしろ査定買取で次の中古車の資金に充てたほうがいい場合もあるのか。。。
そうなんです。修理費用に見合わない額で直すことになる前に、しっかりと今の愛車の査定額を知っておくことも重要ですよ!
ありがとう!まずは査定してみるよ!
今回は、CLAクラスによくありがちな故障の症状と対処法、そして修理費用がかさむ場合にはどうすれば良いのかを具体的にご紹介してきました。
故障のうち、軽微なものは直してしまったほうがいい場合もあります。
しかし、次の車への乗り換えを検討しており、修理費用が予算以上にかさむ場合は、「買い替えすること」も選択肢のひとつです。
ぜひ、今回の記事を参考にしてください。
お客様、どうされましたか??