中古車をこれから買いたいと考えている方の中には、「実際の手順が分からない」「いまいち買い方がわからない」という悩みを抱えている方は多いでしょう。
また、できる限り予算をおさえて安い車を買いたいけど、安すぎる車を買って失敗したくない…と不安になっている方も多いはずです。
そのため、とにかく中古車販売店で欲しい車を選べば安心だろう…と思っていませんか? 実はそれだと、損をしてしまう可能性もあります。
中古車購入は、新車の購入とは異なる手順や買い方があるのです。
今回は、中古車を検討している方向けに「中古車の買い方」の手順と、必ずおさえておきたい注意点をご紹介します。
カンタンに中古車購入の全体像をおさえられるように構成していますので、中古車購入の流れを理解したい方はぜひ活用してください。
初めて中古車を買うんだけど…
どうやって買えば良いのかわからないんだよね〜💧
では最初に、中古車購入の全体の流れを見ていきましょう☆
うん、ぜひお願いします💧
INDEX
初めての中古車購入の基本的な流れ・手順
ここでは、中古車を購入する流れを初めて車を買う人向けに説明しています☆
大まかな流れをざっくりつかむだけでも、悩みを減らすことができますよ♪
ここでは、中古車を買うときの手順を時系列に並べていき、実際にすることを流れを通して解説していきます。
中古車購入は、先の行動をおさえておきながら、慎重に行動することが大切です。大きな買い物ですから、失敗しないようにしっかり学んでいきましょう。
1 中古車購入の第一ステップは「情報収集」と「予算決め」
情報収集とは、購入を検討している車について調べるとともに、似ている車種なども同時に調べておくことです。
また、車を探す前にあらかじめ「自分の求める車の機能」をハッキリさせておくとよいでしょう。
たとえば、あなたがファミリーカー兼通勤用に軽自動車を購入することが決まっていれば、燃費の良い軽ワゴンを探すことになりますよね。
このように、自身のライフスタイルや用途によって、中古車選びを効果的に進めていくことが大切です。
次に、「予算決め」です。
こちらは、相場がわからなくても良いので、最大で出せる金額を概算で出しておくと良いでしょう。
中古車をインターネットで検索する場合も、出来る限り細かく条件を指定したほうが中古車を見つけやすくなります。また、あらかじめ自分の予算を決めておくことで、「実際にかかるお金」の規模感をつかむことにもなります。
場合によっては、予算を決め、その範囲内で自身のライフスタイルに合った車を探すことも有効です。この点を柔軟にしていくと、自分に合った中古車を探すことができます。
車は大まかに下記の内訳で費用がかかることを抑えておきましょう。
- 車体価格:自動車本体の費用
- 付属品(オプション):カーナビなどのオプションの費用
- 自動車税(軽自動車税):排気量ごとに決められている自動車の税金
- 自動車取得税:新車取得時に普通車は5%、軽自動車3%、中古車は年式によって算出される税金
- 車検費用:法定費用+整備代
- 消費税
- 車庫証明費用:管轄の警察署で申請する自動車の住所
- ナンバー登録費用:ナンバー登録は陸運局・陸運支局でおこなう
- 納車手数料
- 自動車保険(自賠責保険・任意保険)
- 自動車ローン手数料
乗り始めまでには各種申請が必要ですが、中古車販売店にて購入することで代行してもらうことができます。今回ご紹介している中古車検索サイトで購入した場合も同様です。
2 駐車場の準備
車を購入するためには、車を駐車しておくスペースを必ず確保しておく必要があります。
ご自宅の私有地に駐車場がある場合はよいのですが、スペースがないなどという場合には近隣の駐車場があるかを事前にリサーチしておきましょう。
また、アパートにお住まいの場合は、アパート契約に駐車場が含まれているか、含まれていない場合は追加で借りることができるのか、もしくは近隣の駐車場があるのかと言った点について明確にしておきましょう。
車庫証明をおこなうときに必ず必要になりますので、あらかじめ自宅の駐車場か月極駐車場などを確保しておきましょう。
3 中古車検索サイトで問い合わせ
中古車在庫情報を掲載している情報サイトで、実際に検討している車両を検索してみましょう。
全国展開しているサイトで検索すれば細かい条件を指定しても、それに沿った形で中古車販売業者のルートですることができます。
車種・メーカー・ボディタイプ、その他カラーなど様々な条件を絞込みつつ、情報収集を兼ねて検索することも大事です。
サイトへ問い合わせを行った後は、直接販売店から連絡が入ります。
納車手続きをするためには、実際にその中古車が置いてある店舗まで出向く必要があるため、遠方過ぎる場合は、条件が合致していても検討対象から外しておきましょう。
車を購入するときには、「非公開車両」から中古車を検索するのがおすすめです。(詳細は記事最後に記載しています)
その他の中古車の買い方
(1)中古車販売店で購入する
近隣の中古車販売店で中古車を購入することも可能です。下記の中古車ディーラーよりも、比較的安価で中古車を探すことができますが、店舗ごとの在庫のために、選択肢は限られます。
(2)中古車ディーラーで購入する
「下取りで引き取った車」を販売する中古車ディーラーを活用する方法もあります。こちらは整備やサポートが充実している場合が多く、値段よりも質やサポートを重視する方にオススメです。店舗ごとの在庫に限定されますが、検討している車がある場合は、近隣のディーラーに目を通すことも重要ですね。
(3)オークション・個人間売買で購入する
オークション価格や、業者のマージンを差し引かれていない安い金額で中古車を買う方法もあります。こちらは、購入に当たっての法的な手続きや、修復歴や車両の状態といった購入に関する重要なポイントやトラブルへの対処法などを熟知している方であればよいのですが、初心者の方にはオススメできません。
しかし、知り合いにアドバイスをしっかりしてくれるような知人・友人がいる場合は、信頼してお任せしてみるのも一つの方法です。
複数の購入手段があるのであれば、できるだけ多くの選択肢を持っておくことも、中古車選びには大切なことであるといえます。
4 見積もり・契約・代金の支払い|いくらかかるのかを知っておく
購入したい車が決まったら、あとは実際に購入する手続きへと移行します。その際は、個人間売買やオークションを除き、「見積もり」「契約」「代金の支払い」という流れで進みます。
「見積もり」
ほしい中古車を決めた後に最初に業者から行ってもらうのが見積もりです。支払総額がいくらになるのかを明確にしてもらいます。
車両本体の価格+諸費用で、車両本体価格の10~15%ほどが上乗せされる計算になります。価格交渉も、見積もりの段階で行うことができます。
また、契約時には前金として販売価格の1割程度が事前に必要になることもありますので、その点についても確認しておきましょう。
「契約」
契約時には、下記の書類が必要になります。
- 実印
- 印鑑証明
- 住民票 ※住民票は必ず必要ではない場合もあります。
印鑑証明はお住いの役所にて発行することができます。事前に準備しておき、クリアファイル等に入れて不備がないように管理しておきましょう。
また、購入前に傷の修復等を行った場合は、その旨を契約書類に明記してもらうことで、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。
「代金の支払い」
契約後は、実際に支払いをします。支払いは、現金・口座への振込・ローンによる振込になります。多額になりますので、お金の管理は明確にしておきましょう。
5 任意保険への加入
車には、義務で加入しなければならない自賠責保険のほかに、任意保険の加入をおすすめします。任意保険は様々なものがあり、それを比較検討することが大切です。
中古車業者が代理で行ってくれる場合がありますが、情報収集の際に保険に関しても自身で下調べをしておいて、比較して検討しましょう。
契約後は少し気が抜けてしまいますが、維持費として大きな差が生まれることもある任意保険までしっかりと考えておくことが大切です。
6 納車
納車は一般的には、1~2週間程度かかります。指定された日に直接向かうか、もしくは自宅まで届けてもらうこともできます。
ただし、自宅まで届けてもらう場合は、別途代行費用がかかりますので注意してください。
また、納車後もきちんと車の状態を確認するとともに、保険への加入が確実になされているかをチェックしましょう。
契約書類の管理や、点検・チェックを入念にすることで、購入後のトラブルを未然に防ぐことができます。
初心者が失敗しがちな中古車選びの注意ポイント
ここでは、中古車を初めて購入する方に向けて、購入時の注意点を解説していきます☆
中古車購入では、新車を買うときといくつか異なる注意ポイントがあります。クルマを実際に探し始める前に、中古車を選ぶ際に必ずおさえておきたい項目をご紹介します。
せっかく安い車が見つかっても、お金や車の状態をよく考えないで買ってしまっては、大きな後悔を生みかねません。
ぜひ下記を参考にしていただいて、失敗しない中古車選びを実践しましょう。
1 実車の状態を詳しく確認すること
実際に中古車販売店に行って中古車を買う場合でも、ネットで検索し車を購入する場合でも「実車確認」は購入前に必ずおこなっておくことをおすすめします。
実車確認では、外見から分かる車の外装の傷・へこみ、ツヤやタイヤの残り山、ライトのレンズのほか、乗車したときの各パーツの傷、シートのヘタリ具合、ミラーなどを念入りにチェックします。
また、修理歴は必ず記録されているので、車に関する書類には必ず目を通しておきましょう。メーターが実際に走った走行距離なのかどうかをチェックします。
しかし、素人目には大丈夫に見えても、悪質業者だと大幅な修理を隠して閉まっている可能性もあります。
初心者の方は、個人売買やオークション購入を避け、大手の中古車販売店から購入したほうが無難です。
2 適正価格かどうかを調べること
適正価格を調べたうえで、自分が検討している中古車の価格が本当に正しいものなのかをきちんと知っておくことが大切です。
そのためには、自分が購入しようとしている車の名前・年式・グレード・走行距離・色などを調べ、同じ条件でカーセンサー、Gooネットなどの自動車カタログを検索するのが良い方法です。
中古車購入で陥りがちなのが、「安さだけに釣られてしまう」ということ。こういう買い方だと、高確率で失敗します。
適正価格かつ、鑑定書つきで車の信頼性に納得できてから契約するようにしてくださいね。
3 購入後の修理費用を見込んで保証に入っておくべし
中古車を購入する方の半分以上は「新車では高額なので安く中古車を買いたい」と考えているはずです。相場より状態もよい車を買いたいですよね。
「ほかの商品であれば安ければ安いほど良い」という考えで選んでもよいのですが、車は複雑な製品ですので、安すぎるものには当然デメリットが存在します。
そのため、年式が10年以上経過していたり、走行距離が5万キロを越えているといった中古車では、購入後に高額修理になってしまう可能性が高いです。
特に、エンジンのオーバーホールや交換といった大きな故障が起きてしまうと、もう一台同じ車を購入できるレベルの金額になることもあります。
そのため、予算の上限でできる限り良い車を買うことと、修理保証などには必ず入っておくことをおすすめします。
4 中古車は非公開車両から探す
中古車を購入する方法には様々な方法があります。
一般的には、中古車販売店で車を選び購入する方法ですが、これだと世の中にすでに出回っている車しか購入することができません。
すでに購入する車の目星がついている方でも、一度「非公開車両」から中古車を探し、値段を比べてみることをおすすめします。
非公開車両とは、一般に出回っていない良質な状態の中古車をネットで検索する方法です。
…とは行っても、通販で実車を見ずに買う方法ではなく、大手販売店「Gulliver」が運営する「ズバット車販売」を使います。
「ズバット車販売」|中古車探しを非公開車両から探せる!
ズバット車販売の特徴
メーカー、予算等の条件を指定し名前とTEL、メールアドレスを入力するだけで大量の在庫から中古車を検索できる大手企業「ガリバー」のサービス。
ひとつひとつの店舗で探す手間をかけることなく、登録するだけで希望の車の情報を受け取ることができるため、お得に中古車を探し購入したい方におすすめのサービスです。
保証期間や中古車の状態にも信頼感があります。
登録後の流れ
- 欲しい車の情報を入力(1分程度で完了)
- ガリバーから電話が来るので、詳しく欲しい車や予算を伝える
- 希望にあった中古車を紹介してもらう
- 納得したら契約し、近隣のガリバーへ受け取りに行く
契約するまでは無料ですので、気軽に在庫確認をすることをおすすめします。
【Q&A形式】初めての車購入でよくある悩みと解決策
ここでは、初めての車選びでよくある悩みと解決策をご紹介しています☆
中古車を初めて購入するときは、いろいろな悩みがつきません。
わからないことが多く、何から始めればよいのか分からなくなることもあるでしょう。
基本的には、今回ご紹介した流れと注意点を踏まえたうえで中古車を検索すればOKですが、特によくある悩みを下記でひとつひとつ解説してみました。
あなたが抱いている悩みや疑問を解消するために利用してください。
1 車を購入すべき年齢はどのくらいが目安ですか?
車を購入する際によくある悩みには、「どのくらいの年齢で車を持つべきなの?」というものがあります。
車の購入年齢。
初めて自分のお金で買った車は何歳のときですか?高卒、社会人の友達は18歳から持ってます。大学生で自分の車を持っている人がいてうらやましいです。23歳で学生をしてますが、まだ経済的に買えません。同級生も今年から社会人なので持ち出してますね。来年(24歳)買いたいです。
一昔前と違って今は、誰もが車を必要としない時代になってきました。そのため、特に○歳になったら車を買うべきだ…という声に惑わされる必要はないでしょう。
ただし、通勤や通学、就職など具体的な目標がある場合には、維持費用のかからない軽自動車を中古車の中から選ぶべきです。
車は全額分のお金を一括で用意しなくても、頭金を準備しローンで支払うこともできます。
ローンに関しては、自動車販売店でも相談することができるので、検討したいのであれば中古車販売店に相談に行くのも良いでしょう。
「月々〇〇円が必要だ」ということさえわかれば、車を買うのも現実的になってくるでしょう。
2 初めての車はいくらくらいが目安ですか?
車の車両本体価格+諸費用で総額50万円ほどを目安として考えれば、走行距離と年式がある程度の中古車が購入できるはずです。
軽自動車であれば比較的維持費用が安く済みますし、購入前に販売店と相談すれば、ローンで購入するときも月々のシミュレーションをおこなってくれます。
3 初めての車は新車が良いですか?
新車・中古車で迷う方は大勢いるはずです。しかし、中古車であってもすぐ壊れるということはありませんから、予算内で変える方を選ぶべきです。
大きな修理歴がある車や、保証がない車、安すぎる車を選ばなければ問題ありません。
特に、免許取り立てで若手社会人の方であれば、無理して新車購入をしてしまうと月々のローンで首が回らない状況になってしまうこともあります。
今の車は、一昔前のオールドカーとは異なり10万キロを越えても普通に使用できるものが当たり前になりつつあります。そのため、直近10年程度の中古車であれば、保証さえつけていれば普段使いができます。
4 初心者の女性が車選びをする際に注意するべきことは?
女性が車選びをする際に注意するべきことは、先ほど記事でご紹介した注意点を踏まえれば問題ないでしょう。ただし、身長と車内サイズがあっているかどうかや、運転席から見た視野などは、実車で確認するべきです。
それ以外は、デザインで選んでもかまいません。軽自動車では特に女性をターゲットとしたカラー、デザインのものも増えてきているため、外装・内装をしっかり納得いくまで確認して買いましょう。
5 ボディタイプはどう選べば良いの?
車のボディタイプには様々な分類手法があります。ここでは、「軽自動車」「ミニバン」「コンパクトカー」「ハイブリッドカー」「セダン」「SUV」「スポーツカー」の7つを基本に解説します。
軽自動車
軽自動車は、燃費性能・税金の面でコスパがよいため、通勤・通学など軽い用途で使う人におすすめです。
荷物を多く載せることができるワゴンタイプのものも増えているため、ライフスタイルに合わせて様々な種類を選ぶことができます。
ミニバン
乗車定員5名以上で乗れるファミリー層向けの車両タイプがミニバンです。シートを畳むことで、荷物を載せる容量を増やすことができます。
また、お子さんがいる家庭では広々とした空間を利用することができ、電動スライドドアなど便利な機能がついているものがあります。
コンパクトカー
軽自動車よりは大きく、セダンやSUVなどよりはコンパクトな使い勝手のよい車両対応がコンパクトカーになります。普通車よりパワーが劣るため走りを楽しむ人には向きませんが、運転がしやすく普段使いには事欠きません。
また、中古車としては価格が安くなりやすいため、手に入れやすいのもメリットです。
ハイブリッドカー
ハイブリッドカーのいちばんの特徴は燃費性能です。また、静粛性に優れているため安心して乗ることができます。価格は高めでバッテリー性能が気になるものがあるため、最初に選ぶ中古車としては難易度が高めです。
セダン
セダンは安定性・走行性能・デザインなどが一貫したものの多い車両タイプです。30代以降のビジネスパーソンが乗る車…というとイメージが湧きやすいですね。
セダンは価格が高めのものが多いため、予算を抑えて購入したいという方には選択肢が限られますが、ドライブ好きは検討しましょう。
SUV
SUVは、アウトドアや悪路の走行で力を発揮するオフロード車のような車のことを指します。悪路走行性を高めた車種から、日常でも使い勝手のよいクロスオーバーまで、種類は様々です。
燃費は悪いですが、デザインや走行性が安定しているものが多いです。
スポーツカー
スポーツカーは走行性能・デザインに特化した車両タイプです。レーシングゲームに出てくるような車…といえばイメージしやすいですね。
高価格かつ特徴に良い意味でクセがあるものが多く、車に詳しくないと乗りにくいハードルの高さがありますが、スポーツカーに若い頃のうちに乗りたい!と買う人もいます。
走りを楽しみたい人はぜひ検討しましょう。
6 メーカーや車種はどう選ぶべき?
メーカーや車種の選び方に迷う人もいるようです。
最初から「N-BOXが欲しい!」「プリウスが欲しい!」と決まっていると楽ですが、通勤・通学のために使う車を選ぶ人は、選び方に迷ってしまいますよね。
結論から言いますと、ご自身で気に入った車であれば、特にメーカーや車種にこだわりを持つ必要はないでしょう。
車のメーカーによって保証内容が大幅に変わることはありませんし、特定メーカーの車だけが故障率が高いというのもありません。(特定メーカーのエンジンが壊れやすいという話もありますが)
それよりも、車一台一台の走行距離や年式などを調べ、修理する必要がない車を選ぶことのほうが大切になります。
7 同じ車なのに違う種類が…「グレード」とはなんですか?
同じ車種でもグレードにより仕様が異なる車は多いです。一般的に、車につけられるグレードは下記の通りですので、その特徴をおさえ車選びに役立てましょう。
車名のあとに「C」「G」などとつけられているときは、その車のグレードを表しています。
- C(comfort):廉価グレードにつけられる名称で、最も価格が安い点が特徴です。
- D(Diesel):クリーンディーゼル車の名称で、燃費がよい点が特徴です。
- G(General):グレードの中で最も標準的なモデルに使われる名称です。
- GT(GRAN TURISMO):エンジン、サスペンションなど高性能パーツ仕様の名称です。
- L(Luxury,Limited):贅沢もしくは限定仕様モデルに使われる名称で、台数が限定されたモデルなどに使われます。
- S(Sports):高性能エンジンを搭載したモデルの名称で、排気量や出力が大きい仕様です。
- R・RS(Racing・Racing Sports):レース仕様のグレードの名称です。
- X(?):車種によって大きく意味合いが違います。
もちろん、ほかの名称がつけられる場合もありますし、年式によって廃止されるグレードもありますが、車選びではこの名称を覚えておくと探しやすいです。
8 買うべき中古車の走行距離・年式の目安は?
走行距離の目安としては「年式×1万キロ」が代表的です。
一般的な車の使い方であれば、この走行距離で平均になります。たとえば、新車登録から10年経つ車が10万キロ走行していれば、”適性な走行距離”ということになります。
ただし、長期間車庫に保存されており、エンジンをまったく動かしていない車などは逆に問題が発生することがあります。むしろ、15万キロ以上走行している車のほうが、メンテナンスされている分安心かもしれません。
結論を述べると、購入する際の目安を決めるのであれば「5万キロ前後」「10万キロ前後」をおすすめします。3年経過したばかりの中古車は、まだまだ価格が落ちていないことが多いです。
10万キロが車の寿命と言われていますが、今の車は10万キロを越えても問題ないケースがほとんどで、5〜6年は乗れるでしょう。
また、さらに安い車を廃車にするつもりで購入するなら、15万キロ越えの車両を選ぶべきです。
また、車検は新車購入から3年目、5年目、7年目と発生するため、その都度車を売る人が多いこともおさえておきましょう。車検期間あたりで探せば、状態の良い中古車が手に入る可能性もあります。
9 リセールバリューとはなんですか?
リセールバリューとは、買取専門店が車を買取するときの「車の価値」を表す言葉です。
150万円で購入した車に関して「3年でリセールバリューが60%」といった場合は、3年後に車を売ると60%の価格で売ることができるということになります。
リセールバリューはいろいろなサイトで公表されており、信頼できるものも多いです。そのため、「3年後、5年後に売りたい」などとお考えの方は、購入する車のリセールバリューを調べましょう。
ただし、これは新車購入をするときの話です。たとえば、すでに中古車市場で安く売られている10年目の車のリセールバリューはゼロに近いことも多いため、車を安く買いたい方は、あまり意識しなくても良さそうです。
初めての車購入に最適!おすすめ中古車人気ランキングTOP5
1 ホンダ N-BOX
N-BOXの特徴
N-BOXの特徴は、その”広さ”にあります。何人かで乗る機会が多い方にとってはイチオシの軽と言えるでしょう。また、長時間の運転でも疲れない乗り心地も評判です。
燃費は同じクラスの車両と比較するとカタログ燃費で20.8km/l~25.6km/lと少々劣ります。しかし、デザインの良さ、運転時視野が広めであるところなどといった細かな機能性が人気のポイントと言えます。
N-BOXの基本情報(年式により差があります)
新車販売価格 | 119.8〜160万円 |
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中古車平均価格 | 129.8万円 |
平均燃費 | 15.11km/L |
2 スズキ ワゴンR
ワゴンRの特徴
ワゴンRの特徴は、そのデザイン性と機能性の両立をしているバランスの取れたモデルであることです。人気車種として、カスタムや内装・外装を自分好みにカスタマイズして乗る楽しみも生まれます。
また、ファミリーカーとしてもセカンドカーとしても活用することのできる点で、様々な用途にクルマを使う家庭にとって利便性のあるクルマといえます。失敗しないクルマと言われるほど優秀です。
ワゴンRの基本情報
新車販売価格 | 107.8〜178万円 |
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中古車平均価格 | 138.5万円 |
平均燃費 | 25.4〜33.4km/L |
3 ダイハツ タント
タントの特徴
タントの特徴は、デザインのかわいさ。丸みを帯びつつ洗練されているフォルムや、走行の安定性に定評がある軽自動車です。また、代を経るごとに運転席からの視界の広さや、荷物を載せる際に重要な広さも強化されています。
コンパクトなクルマを求めているが、荷物や家族を乗せる機会が多い方にとってオススメの一台といえるでしょう。
タントの基本情報
新車販売価格 | 117〜188万円 |
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中古車平均価格 | 134.6万円 |
平均燃費 | 24.6〜28km/L |
4 ダイハツ ムーヴ
ムーヴの特徴
軽自動車は普通車とくらべて、乗り心地が安定しない点がデメリットとしてあげられることが多く、軽自動車が遠距離の走行に向かないという文脈で語られることが多いです。その中でも、ムーヴは軽自動車の中でトップクラスの安定がある点が定評です。
ブレーキやコーナリングなど、軽量化されていても安定感のあるボディが魅力です。安定した乗り心地を求めるなら、ムーヴがオススメといえるでしょう。
ムーヴの基本情報
新車販売価格 | 113.4〜180.4万円 |
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中古車平均価格 | 117.2万円 |
平均燃費 | 25.6〜31.0km/L |
5 スズキ ジムニー
ジムニーの特徴
一時期日本でブームを起こした「四駆タイプ」の車両の代表格であるジムニー。
他の軽自動車に比べ、燃費性能はあまりよくないものの、走りの強さは四駆ならではといえます。悪路を走行したり、雪道を走行したりすることが多い環境の方にとってオススメの軽です。
デザインはシンプルで男女問わず乗りこなすにはバッチリの外観です。通勤・通学、その他生活スタイル上悪路を走行する機会が多い方が検討すべき車種といえます。
ジムニーの基本情報
新車販売価格 | 115〜169.1万円 |
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中古車平均価格 | 93.5万円 |
平均燃費 | 13.6〜14.8km/L |
「ズバット車販売」|中古車探しを非公開車両から探せる!
ズバット車販売の特徴
メーカー、予算等の条件を指定し名前とTEL、メールアドレスを入力するだけで大量の在庫から中古車を検索できる大手企業「ガリバー」のサービス。
ひとつひとつの店舗で探す手間をかけることなく、登録するだけで希望の車の情報を受け取ることができるため、お得に中古車を探し購入したい方におすすめのサービスです。
保証期間や中古車の状態にも信頼感があります。
登録後の流れ
- 欲しい車の情報を入力(1分程度で完了)
- ガリバーから電話が来るので、詳しく欲しい車や予算を伝える
- 希望にあった中古車を紹介してもらう
- 納得したら契約し、近隣のガリバーへ受け取りに行く
高価買取店をカンタンに探せる「ユーカーパック」
「ユーカーパック」の特徴
ユーカーパックは、1度の申し込みで最大2000社が公開入札してくれる中古車買取サービスです。
あなたの愛車を下取りよりも圧倒的に高く査定してくれる高価買取店を地域ごとに見つけることができます。申し込みは電話ではなく、たった1分程度の入力で完了です。
また、最初の申し込み入力後に概算の査定額がわかるため、「どのくらいで売れるんだろう?」と疑問を抱いている方も簡単に利用できます。
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買取査定の流れ
- 「メーカー/車種」「年式」「走行距離」「名前」「郵便番号」「電話番号」を記入
- 入力後、概算価格をチェック
- 後日、ユーカーパックから1度だけ連絡が来るため査定日時などを相談する
- 査定を自宅や近所のガソリンスタンドでおこない査定額が決定
- 決定した査定額を元にユーカーパックの登録業者が買取価格を提示
- 価格に納得がいく業者で買取手続きを行う
まとめ|流れを理解して自分に合った中古車を買おう
お客様、中古車を買う流れはお分かりいただけましたか??
うん、大まかな流れはわかったよ!
…でも、こんな接客で売上上がるの?
………☆
今回は、中古車を買いたいと考えている方向けに、中古車の買い方と注意点について解説し、中古車購入の一般的な手順を時系列で説明してきました。
手順をおさえておくことは、買い方に失敗しないための基礎・基本です。
カーライフを充実したものとするためには、初歩の確実な行動が不可欠です。今回ご紹介したノウハウを活用し、たまに見返しながら中古車購入を成功させてください。
V.Pは、あなたのカーライフを応援しています。
いらっしゃいませ!
どのようなご用件でしょうか??