1500ccの車にかかる税金は?中古車購入前に初期費用をおさえよう

1500ccの車にかかる税金は?中古車購入前に初期費用をおさえよう
スポンサードリンク

「中古車を買うときって、車両価格以外にいくらかかるんだろう?」と悩む人は多いです。

自動車を購入するときには、排気量にしたがって自動車税がかかります。また車両重量にしたがって自動車重量税がかかるのです。

でも、税金関係を考えたり計算したりするのはとても面倒ですよね。

そこで今回は、1500ccの自動車を購入するときにかかる税金を具体例を交えて解説していきます。この記事を読むことで、自動車購入で悩みがちなポイントを解消することができます。

また、中古車購入のコツや買取方法についても解説しているので、車の買い替えを検討している方は、ぜひ最後まで参考にしてくださいね。

スタッフくん

お客様、ご用件は何でしょうか?

お父さん

排気量が1500cc以上の中古車を買おうと思ってるんだけど…

本体価格以外にかかる税金が怖くてなかなか買い替えできていないんだよ💧

スタッフくん

たしかに、車は何度も頻繁に買うものじゃないですから、不安になりますよね…

でも大丈夫です☆

1500ccの車にかかる税金について、詳しく解説していきますよ♪

 

排気量1000〜1500ccの自動車にかかる年額税金目安はいくら?

スタッフくん

排気量が1000〜1500ccの排気量の自動車を購入するときにかかる税金を解説します♪

排気量1000〜1500cc以下の自動車にかかる税金は、下記の通りです。

自動車税 34,500円
自動車重量税 20,500円(車両重量が〜2.5トンのケース)
合計額 55,000円

 

排気量1500cc〜2000ccの自動車にかかる年額税金目安はいくら?

スタッフくん

排気量が1500cc〜2000ccの排気量の自動車を購入するときにかかる税金を解説します♪

排気量が1500cc〜2000ccの自動車にかかる税金は下記の通りです。

自動車税 39,500円
自動車重量税 20,500円(車両重量が〜2.5トンのケース)
合計額 60,000円

スタッフくん

購入を検討している中古車の排気量・重量によってかかる税金の計算が異なる点に注意しましょう☆

…ただ、ここでは、「自動車税」「自動車重量税」の金額について触れましたが、車の年式やエコカー減税対象車かどうかなどによって、細かく金額が変わるんです。

下記では、自動車税・自動車重量税の計算方法のほか、車を買うためにかかるお金について全て解説していますよ♪

 

自動車税の計算方法

自動車税の計算方法

 

自動車税の金額は、購入する車の排気量によって異なる仕組みになっています。

エコカー減税などの対象車であれば納めなければならない金額が変わるため、注意が必要です。

計算の仕方としては、自動車税の排気量別の金額をチェックした後に、エコカー減税対象者の減税額をチェックすればOKです。

すでに購入を検討している車がある場合には、その車の排気量・重量を確認した上で、下記の表を確認してみましょう。

 

自動車税の一覧表(排気量別)

排気量 税額(1年ごと)
660cc以下 10,800円
1000cc以下 29,500円
1000cc〜1500cc 34,500円
1500cc〜2000cc 39,500円
2000cc〜2500cc 45,000円
2500cc〜3000cc 51,000円
3000cc〜3500cc 58,000円
3500cc〜4000cc 66,500円
4000cc〜4500cc 76,500円
4500cc〜6000cc 88,000円
6000cc〜 111,000円

 

自動車重量税の計算方法

自動車重量税の計算方法

 

自動車重量税は、購入する自動車の重量に基づいて算出されます。購入する自動車の重量を確認した上で、重量に合わせた税額をチェックしてみましょう。

 

自動車重量税の計算方法

自動車重量税の税額は下記の表の通りになります。

0.5〜1トン 〜1.5トン 〜2トン 〜2.5トン 〜3トン
税額 8,200円 12,300円 16,400円 20,500円 24,600円

参考:<継続検査等時における自動車重量税の税額> – 国土交通省

 

エコカー減税とは?

エコカー減税とは?
スタッフくん

車種によっては、「エコカー減税」の対象になり、支払う車の税金が減税されることがあります♪

 

エコカー減税とは、「グリーン化税制」「環境対応車普及促進税制」の2種類の制度を合わせた、自動車購入に伴う税金の減免制度のことです。

車種によって、適用される減税額が異なるため、購入する車種がどのような基準でエコカー減税に適用されるのかをチェックしましょう。

 

エコカー減税の適用対象・期間

自動車税

平成29年4月1日から平成31年3月31日までの新車登録者を対象とし、購入した翌年度の1回に限りエコカー減税が適用されます。

自動車重量税

平成29年5月1日から平成31年4月30日までの間に新車登録および初回の継続車検を受ける場合に自動車重量税の減免がおこなわれます。

自動車重量税は車検時に支払う税金なので、新車購入時の一回と、3年後の車検に重量税減税が適用されることになります。

 

自動車取得税

自動車取得税は、自動車を購入したときにかかる税金のひとつで、自動車税・自動車重量税とは別に納無くてはならない税金です。

中古車の場合は「(課税標準基準額×0.9×残価率)=取得価格(1,000円未満切り捨て)」の計算で支払うことになりますが、減税対象の場合にはこの金額から減税されます。

自動車取得税に関しては記事後半で解説します。

 

自動車税・自動車重量税・自動車取得税のエコカー減税一覧表

乗用車(ガソリン車・ハイブリッド車)

自動車税 軽自動車税 自動車重量税 自動車取得税
平成32年度燃費基準+40%以上達成 概ね75%軽減 概ね50%軽減 免税 非課税
平成32年度燃費基準+30%以上達成 概ね75%軽減 概ね50%軽減 免税 非課税
平成32年度燃費基準+20%以上達成 概ね50%軽減 概ね25%軽減 75%軽減 60%軽減
平成32年度燃費基準達成+10%以上達成 概ね50%軽減 概ね25%軽減 50%軽減 40%軽減
平成32年度燃費基準達成 なし なし 25%軽減 20%軽減
平成27年度燃費基準+10%以上達成 なし なし 25%軽減 20%軽減
平成27年度燃費基準+5%以上達成 なし なし 本則税率(通常) なし

参考:自動車関係税制について (エコカー減税、グリーン化特例 等) – 国土交通省

乗用車(次世代自動車)

自動車税 軽自動車税 自動車重量税 自動車取得税
プラグインハイブリッド車
電気自動車
燃料電池自動車
天然ガス自動車
クリーンディーゼル車
概ね75%軽減 概ね50%軽減 免税 新車は免税

参考:自動車関係税制について (エコカー減税、グリーン化特例 等) – 国土交通省

 

古い車(13年落ち・18年落ち)の場合の自動車重量税

エコカーではなく、新車購入時点から年数が13年を経過した車両と、18年を経過した車両は自動車重量税が高くなります。

エコカーではない場合は新車購入時からの年数が13年、18年を超えると自動車重量税が高くなってしまいます。

そのため、買い替え時には今の車が13年以上経過しないかどうかをチェックし、当てはまる場合にはできる限り早く乗り換えたほうがよいでしょう。

0.5〜1トン 〜1.5トン 〜2トン 〜2.5トン 〜3トン
13年以上 11,400円 17,100円 22,800円 28,500円 34,200円
18年以上 12,600円 18,900円 25,200円 31,500円 37,800円

参考:<継続検査等時における自動車重量税の税額> – 国土交通省

 

自動車税・自動車重量税の支払いはいつ?

自動車税・自動車重量税の支払いはいつ?
スタッフくん

自動車を購入した後に支払う各種税金は、税金の種類によって異なりますので注意が必要です!

カンタンにまとめると、各種税金の払い方は下記の通りです。

  • 自動車税・軽自動車税:自宅に届く納付書をコンビニや税事務所で支払う
  • 自動車重量税:車検時に前回車検からの年数分を支払う
  • 自動車取得税:車購入時に販売店に申請を代行してもらう

 

自動車税・自動車重量税、そして車購入時に支払う自動車取得税は、それぞれ支払い方法が異なるため、注意が必要です。

 

自動車税の支払時期と支払い方法

自動車税は、4月時点の車の所有者を対象としているため、その年の5月上旬(GW前後)に「自動車税納付書」が送られてきます。

自動車税の納期限は、通常の場合「5月31日まで」となっています。ただし、5月31日が日曜日の場合は6月1日、土曜日の場合には6月2日に納期限がずれ込みます。

納付書をコンビニや税事務所で支払うことになりますが、納付書の利用方法や税金の支払い方法は下記で後述します。

納付書が届かないときの対処法

  • 自動車税→都道府県の窓口
  • 軽自動車→市町村の窓口

納付書に関して問い合わせをする場所が軽自動車と普通車で異なる点に注意しましょう。

おすすめ記事:自動車税・軽自動車税はいつまでに支払う?税額や納付書の基礎知識

 

自動車重量税の支払時期と支払い方法

自動車重量税は、車検時に車検費用と同時に支払いを行います。

上記でご紹介した車両重量に応じて車検後に税金を払いますので、2年に一度の車検で2年分を支払う点に注意してください。

上記の表×2倍の金額がかかるため、車の維持費用として計算に入れておきましょう。

 

自動車取得税の支払時期と支払い方法

自動車取得税は、車を購入する際に支払う税金で、新車・中古車に関係なく一定の基準で計算して支払う必要があります。

一般的には、中古車購入の際に車両本体価格に上乗せする形で販売店から請求され、申請業務は販売店が代理で行ってくれます。

 

next ≫「自動車税」「自動車重量税」以外にかかる初期費用は?

スポンサードリンク