解体業者は教えてくれない!廃車寸前の車を売るときの3つの注意点

解体業者は教えてくれない!廃車寸前の車を売るときの5つの注意点
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どんなに大切に乗っていた愛車であっても、長年使っていれば必ず来る「廃車」のタイミング。もはや走れなくなる寸前の車は、早々に手放すべきかもしれません。

その車を購入した販売店やディーラーへ廃車手続きをすることで手放すことは可能ですが、実はそれはあまりかしこい方法ではないことをご存知でしょうか。廃車買取ができる業者に依頼することで、高く売ることが可能なのです。

しかし、廃車買取には税金・保険の還付、査定手続きなど各種やるべきことがあり手間がかかります。そこで今回は、解体業者で廃車買取を行う際の注意点について解説します。

解体業者が廃車買取を行う理由とは?

解体業者が廃車買取を行う理由とは?

車を手放す際はできる限り買取査定で売りたいと考えている方がほとんどでしょう。下取りよりも適正な相場価格で買取査定をしてもらえることが多いためです。

しかし…

  • 走行距離が10万キロを超えている
  • 年数が10年以上経過している
  • 部品の故障で動かなくなった
  • 事故を起こした

などを理由として、「廃車にするしかないか…」と考えているドライバーも多いことと思います。しかし実際は、廃車の買取を行う業者がいるため、無償で引き取ってもらう必要はありません。

廃車買取業者は、下記の理由で買取を行うことができます。

1 パーツごとの取引を行うため

ホイール、エンジン・トランスミッションなど車の部品のうち故障していないパーツにはまだまだ価値があります。つまり、バラして再販売することで利益を出すことが可能です。

業者によりパーツの取引先などは異なるものの、同系統の修理や国外への販売などを通して、部品に価値がつきます。

 

2 海外で輸出され利用される

日本では廃車扱い・事故車扱いになるような状態の車であっても、海外へ輸出することで新たな購入者が現れます。

海外で人気の車種はある程度限定されるものの、業者に販路さえ確保されていれば、あなたが廃車にしようとしている車から利益を出すことは可能なのです。

 

3 素材としての価値がある

軽自動車はおおよそ1トン、普通車なら1~1.5トンの鉄が使用されています。つまり、車両を解体した後も、素材として売却することが可能です。

主に海外に向けて取引されますが、解体業者に依頼することで持ち込んだあなた自身にも利益が還元される仕組みになっています。

まったく走行できない車であっても価値を持つのはそのためです。

 

廃車寸前の車を買取に出すときの3つの注意点

廃車寸前の車を買取に出すときの3つの注意点

 

では実際に、廃車寸前の車を買取に出すときの注意点をご紹介していきます。

実際に廃車手続きを進める際には、必ず通るべき手続きが含まれていますので、ぜひ参考にしてください。

1 廃車買取に出す時期

解体業者などへ廃車買取に出す際には、繁忙期を避けることが望ましいです。

廃車買取の繁忙期は「12月〜3月の間」になります。つまり、この時期は供給が多くなるため、買取価格自体が安くなってしまうのがほとんどです。

廃車にするときは、繁忙期を避けることで高価買取になる可能性が高いです。

つまり、閑散期である5月〜7月を目処に廃車買取を行うのが良いでしょう。

 

2 税金・保険の還付手続き

自動車重量税・自動車税

自動車重量税は2年、3年分を車検時に支払っています。リサイクル法に抵触しない正しい方法で廃車手続きを行うことで、税金のうち還付金を受け取ることが可能です。

自動車重量税に関しては、「還付金 = 車検残存期間 × 自動車重量税 ÷ 車検有効期間」で還付される額が決定します。手続きのためには、陸運局で永久抹消登録手続きと同時に行います。

自動車税に関してはこちら側で何かする必要はなく、過払い分の還付のために通知が届き、金融機関にて支払いを受けることが可能です。

自賠責保険

自賠責保険に関しては、廃車後の保険の残存期間が1ヶ月以上であれば、月数分の保険料が返金される仕組みになっています。

そのため、廃車にする際には保険会社に連絡することになりますが、買取業者と相談になる場合がほとんどです。実際の買取の際に先に相談しておくことをおすすめします。

普通自動車の場合は、保険会社に対して「登録事項証明書のコピー」もしくは「一時抹消登録証明書」「自賠責保険証の原本」「認印」「振込口座指定用紙」が必要になります。

軽自動車の場合は、「自動車検査書返納証明書のコピー」「自賠責保険証の原本」「認印」「振込口座指定用紙」が必要です。

 

3 買取業者を選ぶ

廃車買取店舗は様々なありますが、1店舗にすべてお任せするだけではなく、相見積もりを取って買取価格を比較することでより良い買取業者を選ぶことができます。

基本的には、車種・年式・走行距離・排気量・車検残存期間を伝えることで見積もりを取ってもらうことが可能です。

また、手間のかからない買取方法を選ぶことも重要です。

  • 故障した車を買取できる買取業者を探している
  • 下取りではなくできる限り高く買取してほしい
  • 一括査定サイトに登録するのはめんどくさい

上記に当てはまる方は、廃車・事故車などの故障車買取専門の「カーネクスト」を利用して高価買取の見積もりを取りましょう。(最初に電話する必要も店舗に行く必要もありません)

事故車・廃車の買取サービス「カーネクスト」

引用:カーネクスト

 

まとめ|廃車寸前でも工夫次第で高く売れる!

まとめ|廃車寸前でも工夫次第で高く売れる!

今回は、廃車寸前の車を買取に出す際に注意しておきたいポイントを3つご紹介しました。

廃車買取に慣れている方はそれほど多くないと思いますが、還付の手続きや業者選びなどを素早く行うためには、今回解説した内容を踏まえて行動するべきでしょう。

特に、買取業者の選び方は重要です。中には還付金についてまったく告知してくれない業者もいますので、最低限どのような手続きが発生するのかについては押さえておきましょう。

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