ホンダフィットハイブリッドのよくある不具合と故障・修理費用を解説

ホンダフィットハイブリッドのよくある不具合と故障・修理費用を解説
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「以前の不具合が悪化した」「異音がある」…普段使用しているクルマのトラブルは、生活を揺るがす大きな事件です。

フィットハイブリッドを修理に出そうとしている方の中には、「修理費用がどのくらいかさむのだろうか?」を最も重要視している方も多いのではないでしょうか。

維持費は安く済ませたい反面、しっかり使えないと困る自家用車の悩みは、できる限り早めに解決しておきたいですよね。

また、リコールに該当する故障の場合もあります。その場合は無償修理になるので、チェックしておくことが望ましいです。

フィットハイブリッドには、DCTミッションの不具合や原因不明なエンジンの不具合等が多発しており、その対応に困っている方も多いです。

そこで今回は、フィットハイブリッドによくありがちな故障の症状と対処法、そして修理費用がかさむ場合にはどうすれば良いのかを具体的にご紹介していきます。

スタッフくん

お客様、どうされましたか??

お父さん

いや〜、うちのフィットハイブリッドが調子悪くてね…。

修理しようと思うんだけど…

直るかどうかよりも「修理費用」が気になってね…

スタッフくん

なるほど…ではまずフィットハイブリッドのどの部分に修理が必要なのかを調べるために、フィットハイブリッドの故障としてよくあげられる症状を見ていきましょう。

それからでも、遅くはありませんよ☆

お父さん

うわぁ…頼もしいけど…なんか軽い…

INDEX

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  • とにかく修理業者を近場から探したい
  • トラブルに素早く対処してくれる業者を検索したい
  • ネットから連絡できる修理業者を探したい

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出典:Goopit

 

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引用:カーネクスト

 

ホンダフィットハイブリッドのよくある不具合・故障情報は?

ホンダ フィットハイブリッドのよくある不具合・故障情報は?

 

フィットハイブリッドの故障としてよく挙げられるポイントについて解説していきます。エアコンなどの基本的な故障のほか、DCTやミッションの不具合も寄せられています。

 

ホンダフィットハイブリッドの故障事例:エアコンの不調(ニオイ・動作不良)

エアコンコンプレッサーは経年劣化により上手く動作しないことが多い部位になります。

エアコンを使えなくなってしまうのは、夏場・冬場に使用することの多い方には死活問題です。

対策としては、修理するか・買い替えを検討するか・我慢して乗るか…になりますが、イチバン最初はまず修理業者に依頼しましょう。

場合にもよりますが、フィットハイブリッドのエアコンコンプレッサーの修理費用の相場は工賃含めて30万円ほどかかります。年式が古いモデルであればあるほど、高額になる傾向にあります。

修理費用を一度見積りをもとに知ることも大切ですが、あまりにも費用がかかりすぎるようであれば買い替えを検討すべきでしょう。

 

ホンダフィットハイブリッドの故障事例:リチウムイオンバッテリーによる不具合

フィット3以降に搭載されている「リチウムイオンバッテリー」が原因と見られる故障事例が報告されています。

バッテリーの状態によっては、下記のように様々な電装系の部品に不具合が起きるようです。

  • Bluetooth接続が頻繁に切断してしまう。
  • カーオーディオの音量が勝手に低下する。
  • パワーウィンドウが動作しない。
  • MOPなびのデータが登録されない。

ほかの部品の故障の可能性もありますが、バッテリー交換をすることで修理可能なこともあります。交換費用は、「15万円〜30万円」ほどがかかります。

ただし、新車購入時の保証によっては無償交換を依頼することができる場合が多いため、まずは販売店・ディーラーで契約した保証内容を確認しましょう。

「走行距離〇〇kmまたは年数〇〇年」と保証範囲・期間が定まっているため、まずは無償修理することができないかをチェックすることが大切です。

 

ホンダフィットハイブリッドの故障事例:フィット3搭載のDCTミッションの不具合と交換

フィット3から搭載されている7速DCTでは、ミッション制御に不具合が頻繁に発生しています。

走行中に走行不能状態に陥る、ギアが入りづらい、ギアが突然入り急発進する…など、ミッションが原因で危険な状態になることもあります。

リコール情報が出されているため、お持ちのフィットが当てはまる場合にはDCTミッションを無償で交換することができます。

ミッション系に不具合があると思われるときには、最初に販売店に連絡しましょう。

 

ホンダフィットハイブリッドの故障事例:エンジンのトラブル

加速時に振動が発生する、走行中にピストンスラップの異音が発生する、アイドリング中の回転数が高いなどの症状が見られる場合には、エンジンに何かしらのトラブルが発生している証拠です。

エンジン洗浄などで不具合が治る場合には数万円で修理することができますが、エンジン交換の場合には軽中古車一台が購入できる金額がかかってしまいます。

そのため、廃車扱いとして買い取りに出し、次の車への買い替えを検討するべきでしょう。


ここまで、フィットハイブリッドで想定されるよくある故障をご紹介してきました。

修理する場合にはまず、近隣地域の安く評判の良い修理業者を探すことをおすすめします。

車の修理は中古車を買った店で行わなければならない決まりはないので、近隣の安い業者を見つけたほうが良いでしょう。

また、エンジン載せ替えなど明らかに中古車を買い替えたほうが良い場合や、修理費用が高額になってしまう場合には、廃車・事故車を買取してくれる買取業者を探しましょう。

下記では、フィットハイブリッドが故障してしまったときにすべきことをまとめています。

 

ホンダ フィットハイブリッドが故障したときにすべきこと

ホンダ フィットハイブリッドが故障したときにすべきこと

ここでは、上記でご紹介したようなトラブルや不調が見つかった場合に、どのような行動を取るべきかを解説しています。

 

1 修理業者に確認する

クルマに詳しい方や、整備士の資格を持っている方などを除き、クルマの中身に詳しくない方はご自身で直すということはできる限り避けるべきでしょう。

修理業者に持ち込み、修理費用の見積りをとってもらうことが先決です。

毎日クルマを使う方は、代車を貸してくれます。まずは、緊急措置として見積りを取ることを最優先に考えましょう。

 

2 修理予算の限度を決める

見積りを取ったら、次は修理予算の限度を決めます。

修理自体に数十万かかる場合に加え、走行距離・経年劣化が原因の不調がある場合には、修理をした後も不安が残る場合があります。

車検費用も今後多くかかる可能性もあります。

そのため、乗り続けるか、それとも安い中古車を検討するかを見積額をもとに検討することが大切です。

地域の修理業者は、今ではネットで検索して依頼まで済ませることができます。

修理業者検索サービスは下記でご紹介しています。

 

3 修理業者を探す or 査定買取を検討する

修理業者の見積を確認し、予算内で修理ができそうならば修理を行いましょう。

ここで検討するべきなのは、見積を行った末に「直さない」という選択肢を取った場合です。この場合「お金をかけて修理する」か「そのまま廃車にしてしまう」の2つの選択肢があります。

どちらの場合でも、今の修理が必要な車をできるだけ高く買い取ってもらい、次の中古車購入の費用に充てることができます。

修理せず、買い替えを行うのであれば、「事故車・廃車の買取専門業者」に依頼することで最も高く売ることができます。

下記では、「修理業者検索サービス」と「事故車・廃車の買取サービス」をそれぞれご紹介していますので、必要なサービスについて下記をぜひ参考にしてください。

 

修理業者をすぐ探せる!利用したい修理業者検索サービス

修理業者をすぐ探せる!利用したい修理業者検索サービス

「故障のため修理を依頼したい!」といった場合に最初に思いつくのは、クルマを購入したディーラーに修理依頼をする方法です。

クルマを購入した店舗に直接依頼をすることは、知らない業者に依頼するよりも安心できます。

しかし、業者ごとに修理にかかる金額を比較したり、より近い店舗や評判の良い業者に依頼したりといった「細かな比較検討」がしにくいデメリットがあります。

また、中古車を購入した店舗である場合には、「次のクルマを買うときもその店にせざるを得なくなってしまう」といったちょっとした気遣いをしてしまうこともありますよね。

そこでオススメなのは、整備・修理業者を地域ごとに検索できるサービスを活用することです。

電話や店舗への往復などは必要なしに、故障箇所や地域を選択して修理業者を検索することができます。

 

整備・修理業者を地域ごとに検索できる「Goo Pit」

整備・修理業者を地域ごとに検索できる「Goo Pit」

業者によっては車検の際にお願いできる新たな「信用できる車屋さん」と出会えることもあります。

また、地域ごとに安い業者をすぐ検索できるため、クルマが故障して生活が大変!といったときに手軽に自宅で依頼することが可能です。

修理業者を探したい方は下記ページより依頼へ進んでみましょう。最初に登録作業などはありませんので、まずは探してみることをおすすめします。

 

「廃車」にする前に!利用したい廃車買取サービス

「廃車」にする前に!利用したい廃車買取サービス

故障箇所が多かったり、修理がほとんど難しい故障箇所があったりした場合には、今のクルマを廃車にすることになるケースもあります。

その際は、廃車・事故車専門の買取サービスを利用することで、できるだけ高く、今のクルマを売ることができます。

事故車・廃車の買取サービス「カーネクスト」

事故車・廃車の買取サービス「カーネクスト」

引用:カーネクスト

廃車の場合は値段はつかない…とイメージしがちですが、事故車・廃車専門の買取業者であれば廃車費用がかからない+出来る限り高い買取額で売却することができます。

状態によっては、通常の査定買取サービスで買取を行うことができることもあります。しかし、廃車になってしまうような状態のクルマであることがわかった場合は、廃車専門業者に買取をしてもらうべきでしょう。

もし、今の愛車が「廃車」になってしまうことが分かったら…まずは廃車専門の買取サービスを利用してみましょう。費用は一切かからず、申込み段階で店舗に行く必要もないため、手間もかかりません。

 

リコール・改善対策・サービスキャンペーンの違いとは?

リコール・改善対策・サービスキャンペーンの違いとは?

 

リコール情報は、中古車を購入する前や、愛車の故障事例や修理費用を調べるときに欠かせない情報源になります。

中古車を購入するときは「事前にリコールに当てはまる部分がきちんと整備されているか」を調べることができます。また、愛車が故障したときは「無償修理ができる故障なのか」を知ることができます。

しかし、リコールといっても、メーカーが出す対策には種類があることをご存じでしょうか?

この種類によって、故障事例の見方も変わってくるため注意が必要です。

 

「リコール」とは?

部品や製造工程上のミス、設計上のミスが原因で、公道を走行するために最低限満たすべき保安基準を達成していない場合や、車両火災や事故などに繋がるおそれのあるモノに関して通知されるものがリコールになります。

配線に不備があり火災が発生したり、エアバッグが展開しないおそれ、エンジン始動不可のおそれなど様々なものがあります。

 

「改善対策」とは?

改善対策は、保安基準は満たしているもののメーカーが回収すべきと判断した設計上のミスや故障事例に関して出すものです。

保安基準を満たしていないわけではないため、車検を通り中古車市場に改善対策が実施されていない車両が出回っていることもあるため、注意が必要です。

 

「サービスキャンペーン」とは?

サービスキャンペーンは、改善対策よりもさらに軽い不具合や品質の問題でメーカー側が判断したうえで通知するものです。

重大な事故や高額修理に繋がる可能性が出るものはないですが、使う上で不便だったり、せっかくの仕様上のメリットを無意味なものにしてしまう致命的なものもあります。

改善対策と同様、中古車市場ではサービスキャンペーンの通りに改善対策をしていない車両が出回っていることがあります。


ここまで、リコールと改善対策、サービスキャンペーンの違いについて解説してきました。下記ではフィットハイブリッドのリコール情報を掲載していますが、サービスキャンペーン情報も含まれています。

サービスキャンペーンであっても、当てはまりさえすれば無償修理をおこなうことができます。そのため、できる限り無償で直せるよう、情報をチェックしておきましょう。

 

ホンダ フィットハイブリッドのリコール情報

ホンダ フィットハイブリッドのリコール情報

引用:http://www.honda.co.jp/

スタッフくん

今お持ちのフィットがリコール対象車である場合には、ホンダ販売店で無償修理をすることができますので、チェックしておきましょう☆

 

お持ちのフィットがリコール対象車かどうかを調べるには、車検証に記載されている車台番号をもとにした「リコール検索」が簡単でおすすめです。

「当てはまるかも?」と思うリコール情報を参考に、型式をチェックしましょう。該当車両の不具合は、ホンダ販売店(ディーラー)で無償修理・部品交換をおこなうことができます。

 

1 7速DCTミッションの不具合|2014年2月10日

7速DCTミッションの1速ギヤのハブをスリーブがなめらかに動かないものがあり、発進不良や坂道でのずり下がり、加速不良、急発進が発生することが報告されています。

また、メーターディスプレイのシフトポジションの全点灯、トランスミッション警告灯点滅、メーターディスプレイ「トランスミッション点検」が表示される不具合があります。

この症状に当てはまる車両を持っている方に対しては、「Sモード」「SPORTモード」を使用すること、坂道では駐車ブレーキを使用することが注意喚起されています。

販売店にて、ミッションを良品と交換することができますが、ミッションの部品交換とエンジン制御ユニットのプログラム変更を要求することも可能です。

  • 型式:DAA-GP5,DAA-GP6
  • 製作期間:平成25年7月17日~平成26年2月6日
  • 台数:70,929台

参考:フィット、VEZELのリコール – ホンダ

 

2 プログラムの不具合|2014年2月10日

2014年2月10日に出されているサービスキャンペーンでは、合計4つのキャンペーンが通知されています。

トランスミッションドライバーユニット(TDU)プログラムの不具合

トランスミッションドライバーユニット(TDU)のプログラムが不適切なことにより、車両を起動した際に「ギヤアクチュエーター」の位置初期化が正しくおこなわれないものがあることが報告されています。

TDUプログラムに不具合が発生していると、トランスミッション警告灯が点滅するほか、フェールセーフモードになるために「PレンジからN以外のほかのレンジにシフトしない」などの症状が発生します。

TDUプログラムを対策プログラムと書き換えることで不具合が解消されます。

ハイドロスタティッククラッチアクチュエーター(HCA)プログラムの不具合

HCAのプログラムが正しく動作しておらず、HCAが故障しても故障を検知することができない状態になっている車両があることが報告されています。

この状態になると、奇数段へのシフトのみ、もしくは偶数段へのシフトのみで走行することになるおそれがあります。

HHCAとTDUのプログラムを対策プログラムに修正することで不具合が解消されます。

モーター制御コンピュータ(モーターECU)プログラムの不具合

車両を起動した直後に、モーターインバーターからのデータをモーターECUが受信できず、通信エラーが発生するおそれがあることが報告されています。

データ受信に失敗すると、メーターディスプレイに「システム点検」が表示され、エンジンのみでの走行に切り替わります。

モーターECUのプログラムを対策プログラムに修正することで不具合が直ります。

エンジン制御ユニット(ECU)の不具合

エンジン制御ユニットで不具合が起きていることにより、以下5つの症状が発生するおそれがあります。

  1. EV走行モードで緩やかな登坂路を発信するときに駆動力が伝わるまでの間に後退してしまうおそれ
  2. 登坂路・降板路・低速からの加速でギヤが変わると、低速にも関わらず回転数が高くなるおそれ
  3. 下り坂をアクセルなしで走行する際にスロットルバルブ制御が正しく行われず、エンジン警告灯点灯と加速不良が発生するおそれ
  4. エンジン走行モードで低速走行や減速状態からの加速で動力伝達クラッチの接続が遅くなり、エンジン回転数があがりつつ加速不良を起こすおそれ。EV走行モードでも同じ症状が出ることがあります。
  5. シフト操作時に「R」「D」へシフトしたあとにホームポジションに戻すとNレンジになるおそれ。

これら5つの症状は、エンジン制御ユニットのプログラムを対策プログラムに修正することで直すことができます。

  • 型式:DAA-GP5,DAA-GP6
  • 製作期間:平成25年7月17日~平成26年2月6日
  • 台数:69,929台

参考:フィット、VEZELのサービスキャンペーン – ホンダ

 

3 7速DCTミッション車の不具合|2013年12月21日

7速DCTミッションを搭載した車両において、「ECU」「TDU」それぞれに不具合があることがわかり、サービスキャンペーンが通知されています。

7速DCTミッション車のECUプログラムの不具合

ECUプログラムが不具合を起こすことにより、下記の4つの症状が発生する可能性があります。

  1. EVモードで発進する際にインギヤ操作が遅れ、トランスミッション警告灯が点灯するとともに発進に時間がかかってしまうおそれ。
  2. 登坂路のEV走行中、バッテリー充電量が低下しているとアイドリングストップから復帰するときに坂道発進補助システムが働かないおそれ。(坂道で後退する可能性があります)
  3. 変速操作後の発進時、クラッチ温度が高いことによって車体が前後に揺れるおそれ。
  4. 停車中にDレンジからPレンジ、Nレンジに操作した際にトランスミッション警告灯とディスプレイの点検表示が点灯するおそれ

これら4つの症状は、ECUプログラムの修正で直すことができます。

7速DCTミッションのTDUのプログラムの不具合

トランスミッションドライバーユニット(TDU)のプログラムが不適切なことにより、停車中に変速操作をおこなうと、ギヤのドグとスリーブが噛み合っていないのにも関わらず、「変速完了」と誤判定してしまうことがあることが報告されています。

発進時にインギヤ動作が遅れるほか、トランスミッション警告灯が点灯してしまうおそれがあります。

これらの症状は、TDUプログラムを修正することで直すことができます。

  • 型式:DAA-GP5
  • 製作期間:平成25年7月17日~平成25年12月3日
  • 台数:36,100台

参考:フィットのサービスキャンペーン – ホンダ

 

4 7速DCTミッション車のAT制御コンピュータの不具合|2013年12月20日

2013年12月20日のリコールでは、7速DCTミッション車のエンジン制御ユニット(ECU)と、トランスミッションドライバーユニット(TDU)、ハイドロスタティッククラッチアクチュエーター(HCA)に不具合があることが報告されています。

こちらはサービスキャンペーンではなくリコールなので、症状が重く危険です。

エンジン制御ユニット(ECU)のプログラムの不具合

エンジン制御ユニットのプログラムが不適切なことにより、低速でアクセルをオフにした際にエンジンにかかるモーターの充電負荷よりもエンジン出力が低くなるため、エンジン回転数が低下します。

エンジン回転数が低下するとエンジンが不安定になりエンストしてしまうおそれがあります。再始動不可にはなりません。

該当車両は、エンジン制御ユニットのプログラムを修正することができます。

トランスミッションドライバーユニット(TDU)のプログラムの不具合

トランスミッションドライバーユニット(TDU)のプログラムが不適切なことにより、2つの症状が現れることが報告されています。

  1. 車両起動時にメーターディスプレイのトランスミッション警告灯が点滅し「トランスミッション点検」の表示が点灯、駐車状態から起動しなくなるおそれ。
  2. 車両起動時に軌道に必要なデータを削除してしまい、パワースイッチを押しても駐車状態から起動しなくなるおそれ。

該当車両は、TDUのプログラムを修正することができます。

ハイドロスタティッククラッチアクチュエーター(HCA)のプログラムの不具合

HCAのプログラムが不適切なことにより、「ピストン移動量」を検出するセンサーが移動量を誤検知してしまい、HCA内部異常と判断してしまうことがあります。

メーターディスプレイのトランスミッション警告灯が点滅し、「トランスミッション点検」の表示が点灯するほか、発進や後退ができなくなるおそれがあります。

該当車両は、HCAのプログラムを修正することができます。

  • 型式:DAA-GP5
  • 製作期間:平成25年7月17日~平成25年12月3日
  • 台数:36,100台

参考:フィットのリコール – ホンダ


「このリコールに当てはまるかも?」という方は、下記リンクより「リコール検索」をしてみましょう。車検証に記載されている車台番号を入力すれば、型式がリコール該当車両かどうかを調べることが可能です。

当てはまっていた場合には、ディーラーに連絡し対応してもらいましょう。

>>リコール等検索

 

中古車を安く買う方法は?

車を安く買う最もいい方法は?

クルマの買取と合わせて、中古車の買い替えを検討している方に向けて、ここではクルマを安く買う方法をご紹介しています。

中古車の購入方法は、大まかに4つの方法があります。

 

1 中古車販売店で購入する

中古車販売店とは、ディーラー以外の個人・企業が経営する業者です。そのため、様々なメーカーの中古車を扱います。

メーカーの基準によらずに値引きなどができるため、ディーラーよりも安くクルマを買えることが多いです。

ただし、店舗ごとの在庫だったり、店舗によってサポートに差があったりと中古車購入初心者の方にはあまり向いていない買い方になります。

 

2 中古車ディーラーで購入する

ディーラーとは、特定の自動車メーカーと特約店を結んでいる業者のことです。そのため、販売店とは異なり同じメーカーのクルマのみを販売します。ディーラーでクルマを買うと、故障したときの連絡やクルマ乗り換えをサポートしてくれます。

しかし、販売の基準が決まっているため、値下げや限界価格があらかじめ決まっています。

中古車を買う方法としてはイチバン値段が高くなります。

 

3 オークション・個人間売買で購入する

オークションや個人間売買は、業者が間に入らないため安い金額で中古車を買うことができます。

クルマの整備や特徴などに詳しい方々であれば中古車を手に入れる効果的な方法です。

しかし、購入するための手続きから、修復歴などの車両の状態までしっかり知った上で買わなければなりません。

結局、状態の悪い中古車を買ってしまう危険性があります。

知り合いにアドバイスをしっかりしてくれるような知人・友人がいる場合は、信頼してお任せしてみるのも一つの方法でしょう。

 

4 ネットで中古車を検索する

Webサイトから中古車を探し、販売店へ連絡することで中古車を買う方法もあります。

ネットで探すことで、わざわざ時間を使って業者へ連絡したり、実際に見に行ったりする手間を省くことができます。

また、ほしいクルマを探すのに欠かせない「掲載している車の台数」「情報の量」が圧倒的です。

また、イチバン気になる「安さ」の面でも、「中間業者が少ない」「全国から探せる」ことから有利になります。

しかし、保証期間などのサポートや、中古車の状態が心配になります。加えて、探すクルマの数が多すぎて探し尽くせないということもありがちです。

それを解決する方法として、「サポートが厚く、状態の良いクルマをネットで探す方法」を下記でご紹介しています。

結論としては、1〜4のうち最も安く質の良い中古車を買うなら「ネットで中古車を検索する」ことが最も良い方法です。メリットを下記でまとめておきます。

<ネットで中古車を探すメリット>

  • ディーラーや販売店よりも探せるクルマが多い
  • 保証やサポートが多い中古車検索サイトを選べる
  • オークションや個人売買より信頼性が高い
  • 手間がかからない
  • 安い・目当てのクルマを全国から探すことができる

メリットに納得した方は、迷わずネットで中古車を購入しましょう。

大手サービスなら手続きや金銭面でトラブルになることはありませんし、いざというときは電話などで相談もできます。

 

非公開車両から欲しい車を検索できる「ズバット車販売」

非公開車両とは、私たちが通常の中古車サイトで見るような販売車両ではありません。

大手だけが持っており、一般公開はされていない中古車のことです。

目当てのクルマが決まっている方や、予算が決まっている方はぜひ登録しておきましょう。

V.Pがおすすめする中古車検索サービスは下記に掲載します。

ズバット車販売紹介画像

出典:ズバット車販売

ズバット車販売の特徴

メーカー、予算等の条件を指定し名前とTEL、メールアドレスを入力するだけで大量の在庫から中古車を検索できる大手企業「ガリバー」のサービス。

ひとつひとつの店舗で探す手間をかけることなく、登録するだけで希望の車の情報をキャッチすることができるため、お得に中古車を探し購入したい方におすすめのサービスです。

保証期間や中古車の状態にも信頼感があります。

登録後の流れ

  1. 欲しい車の情報を入力(1分程度で完了)
  2. ガリバーから電話が来るので、詳しく欲しい車や予算を伝える
  3. 希望にあった中古車を紹介してもらう
  4. 納得したら契約し、近隣のガリバーへ受け取りに行く

ほかのクルマを検討したい方向けに、V.Pでは「中古車人気ランキング」を車種ごとに掲載しています。

人気車種をTOP30、特徴や詳細情報を含め掲載しているので、一気に様々なクルマを見たい方は、ぜひこちらも参考にしてください。

おすすめ記事:【中古車を安く買う】おすすめ人気中古ハイブリッドランキングTOP30

 

愛車を高く売るための方法は?

車を売る最もいい方法は?

あなたの愛車を売る方法には、大きく分けて3つの方法があります。順にメリット・デメリットを見ていきましょう。

1 ディーラーの下取り

中古車を購入したディーラーや販売店への下取りを依頼する方法です。お世話になっているディーラーに依頼できるため、ラクですよね。

ただし、相手はプロの買取業者です。親身に相談にのってもらっているつもりでも、「相場よりも低い価格で査定されてしまった」と後から気づくオーナー様が後を絶ちません。

<メリット>

  • 車の購入と売却が同時にできる
  • 同メーカーのクルマに乗り換えると査定額が高くなることもある

<デメリット>

  • 相場に対して価格が低くなることが多い
  • 買い替えの場合、同じメーカーのクルマしか選べない

 

2 中古車一括査定サイト

ディーラー以外で高く売る方法としてよく紹介されているのが、「中古車一括査定サイト」です。一括査定サイトごとに契約している買取業者(10社ほど)に一度の入力で査定依頼をする方法です。

複数業者に一気に依頼できるため最初は楽なのですが、後から査定依頼したすべての業者から電話・メールで連絡が来るため、買取査定を実際に決めるまでやらなくてはいけないことが多いです。

ただし、査定額が知りたい方や苦労してもいいから査定をたくさんしたい方におすすめです。また、下取りよりも高い価格で売却することができます。

<メリット>

  • ディーラーの下取りよりも高い相場で売れる
  • 査定額に納得いかない場合はキャンセルできる
  • 複数の買取業者に一気に査定を依頼できる

<デメリット>

  • 高値で取引してくれる買取業者が近隣にない場合がある
  • 複数の業者に依頼すると電話が何度もかかってくる
  • 乗り換えまでに時間がかかる

 

3 高価買取店で買取査定

「高価買取店」とは、あなたの愛車の種類や車種の買取を強化している店舗のことです。

また、特定のメーカー・車種に特化した買取業者など、一般的な業者よりも高い相場で買取査定をしてくれる業者のことでもあります。

地域の業者を含めた買取業者へ依頼できる買取サービスを利用することで、近場の高価買取店を見つけることができます。

<メリット>

  • 地域の業者も含めて検討できる
  • 依頼フォームの入力がカンタンかつ充実している
  • 電話は依頼した店からのみ来るため手間いらず
  • 下取りより数万〜数十万高く売れる

<デメリット>

  • 一括査定に慣れていると査定依頼の出し方が独特に感じる
  • 一括査定ではないので複数業者に一気に査定依頼はできない

一括査定には業者に依頼できる量で劣ります。しかし、「電話がたくさんかかってきて結局面倒になってしまいディーラーに下取りしてもらった」というケースがとても多いです。

また、実際に買取してもらうためには近い地域の店舗を探す必要があるため、結局は近隣の業者に依頼することになります。

対して、下記でご紹介している「ユーカーパック」では、「自分が依頼した分だけ連絡が来る」「買取強化店を探し高く売れる」などメリットが大きいです。

仕事が忙しい方や、「高く売りたいけど手間はかけたくない」と考えている方におすすめできます。

「ユーカーパック」の特徴や、登録後の流れは下記を参考してください。

 

高価買取店をカンタンに探せる「ユーカーパック」

高価買取店をカンタンに探せる「ユーカーパック」

出典:https://ucarpac.com/

「ユーカーパック」の特徴

ユーカーパックは、1度の申し込みで最大2000社が公開入札してくれる中古車買取サービスです。

あなたの愛車を下取りよりも圧倒的に高く査定してくれる高価買取店を地域ごとに見つけることができます。申し込みは電話ではなく、たった1分程度の入力で完了です。

また、最初の申し込み入力後に概算の査定額がわかるため、「どのくらいで売れるんだろう?」と疑問を抱いている方も簡単に利用できます。

「ユーカーパック」を通してすべてのやり取りが完結するだけではなく、査定自体も近所のガソリンスタンドや住所でおこなえるため、時間がない人にもおすすめ。

査定は無料です。(後から断ることも可能)また、一括査定のように複数の業者から電話がかかってくることもありません。気軽に査定依頼をしてみましょう。

 

買取査定の流れ

  1. 「メーカー/車種」「年式」「走行距離」「名前」「郵便番号」「電話番号」を記入
  2. 入力後、概算価格をチェック
  3. 後日、ユーカーパックから1度だけ連絡が来るため査定日時などを相談する
  4. 査定を自宅や近所のガソリンスタンドでおこない査定額が決定
  5. 決定した査定額を元にユーカーパックの登録業者が買取価格を提示
  6. 価格に納得がいく業者で買取手続きを行う

 


また、下記のおすすめ記事では、車種ごとにクルマを売るときのコツをご紹介しています。

「売る際に注意したいポイントを知りたい!」「できるだけ高く売れるようにしたい!」という方は下記記事もぜひ参考にしてください。

おすすめ記事:【相場や時期は?】「ハイブリッド」買取・査定で高く売る5つのコツ

 

まとめ|修理に費用がかかるなら査定買取を検討しよう

まとめ|修理に費用がかかるなら査定買取を検討しよう

引用:http://www.honda.co.jp/Fit/

お父さん

なるほど、修理費用がかさむ場合は、むしろ査定買取で次の中古車の資金に充てたほうがいい場合もあるのか。。。

スタッフくん

そうなんです。修理費用に見合わない額で直すことになる前に、しっかりと今の愛車の査定額を知っておくことも重要ですよ!

お父さん

ありがとう!まずは査定してみるよ!

今回は、フィットハイブリッドによくありがちな故障の症状と対処法、そして修理費用がかさむ場合にはどうすれば良いのかを具体的にご紹介してきました。

故障のうち、軽微なものは直してしまったほうがいい場合もあります。

しかし、次の車への乗り換えを検討しており、修理費用が予算以上にかさむ場合は、「買い替えすること」も選択肢のひとつです。

ぜひ、今回の記事を参考にしてください。

参考:ホンダ フィット 公式サイト

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